2010/04/30

今日を


昨日勝っても今日がくる
昨日負けても今日がくる

どんな昨日でも今日はくる

だったら
昨日に浮かれず
昨日を引きずらず

今日その一日に全力を投球し
悔いなくスッキリと
一日を終える態度と習慣を身に付けたい



そうすれば
明日をまた一日頑張れそうな気がする

2010/04/29

3年連続3回目

春の全関西で5〜8位決定に回るのは
これで3年連続3回目になる

試合の途中で勝ってるゲームを自ら失うのは
これで2年連続2回目になる

2010/04/28

鈍行(どんこう)列車の旅

昨日は新幹線に乗って東京日帰り出張
最近の「のぞみ(N700系)」は速いし広いし静かだし
おまけにNETにも接続できて・・・とっても快適
帰りの車中で報告書も出来上がりメールに添付して仕事終了

バスケットボールを指導していると二つの問題にぶち当たる
一つ目は「方向性」の違い
二つ目は「水準」の違い

監督が実現したいこと
チームとしてやりたいこと
その方向性と個々のプレーヤーの方向性が合っていないと
どんなに頑張っても成果は出ない
東京に行きたいのに博多行きに乗ってるようなもの

方向性があっていても
要求する水準
通用する水準
を越えていないと
本人が頑張っているつもりでも成果は出ない
6mのバーをクリアしなければならない棒高跳びの選手が
4mをどんなに奇麗に優雅に飛び越えても試合には勝てないのと同じ

新幹線の中でハンドボール部の監督と話をしていて
実は三つ目の「速度感」の違いも大きな問題なんだなぁって気がついた

コーチは新幹線に乗ってあっという間に目的地まで行きたいんだけど
プレーヤーは鈍行列車のごとき速度でゆっくりと各駅停車で進んでいく現実

方向性が合っていれば
あとは時間さへかければいつか目的地にたどり着く(はず)
その鈍行列車に学生と一緒に乗り込み
いつか必ずたどり着くと信じて目的地まで一緒に旅をする

そんな忍耐力がコーチには必要なのかもしれない
夜行寝台列車は不採算でどんどん廃止になっているけれども
コーチングは今も昔も変わらず鈍行列車の旅なのかもしれない


2010/04/26

部員達の夢

新入生が19名入部している
その中でAチームに上がれる人間の数は限られている
その中で代表のユニフォームを着れる人間の数は限られている
その中で試合に出場できる人間の数は限られている

部員総数が50名を越えている
AチームがOFFの日を利用してフロアを使う工夫
外部のコートを借りて使う工夫
高校生との練習ゲームを活用して練習する工夫
競技力の上下幅がありすぎる集団で練習する工夫
Aチームの学生がBチームに指導する工夫
Bチームの活動にはいろんな工夫が必要

そんな中
Bチームで1年間過ごした学生に聞いてみた
コーチ「なんで入部したん?」
学 生「将来先生になってバスケ指導したいので・・・・」
コーチ「1年間で何か成果あったかい」
学 生「感動がありました」
コーチ「どんな」
学 生「横のつながりの中で・・・・」
「高校時代の先生との会話がきちんとできるようになって・・・」

一人ひとりにそれぞれ夢がある
一人ひとりに感動がある
「みんなで武庫女」
それがGREEN LINERS

2010/04/25

ふるさと

今シーズン開幕初戦も無事に勝利
ルーキー達も緊張の面持ちで試合へ出場した

3月の合宿から練習に参加してきたルーキー達
これまでの練習や練習ゲームでは現れなかった
新入生の「ふるさと」が見えたのには思わず笑ってしまった

高校で3年間かけて大切に育て上げられたルーキー達
緊張のあまり、おもわずふるさとに帰ってしまったのでしょう(笑)

木曜日には次の試合が控えている
新しいチームの中で、新しい役割を担うために
これまでのふるさとを大切にしながら
新天地を開拓していって欲しい

2010/04/24

成果に焦点を当てる

いよいよ明日からシーズン最初の大会が始まる

GREEN LINERSに求められる成果とは何か?

その成果を出すために
すべきことは何か?
優先順位は?

一人ひとりがチームの成果のために
全力を尽くそう

2010/04/22

ゲリラ戦の指揮官とバスケットボールのコーチ

P.F.ドラッカー(1995)「経営者の条件」より
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ベトナムのジャングルにおける若い歩兵大尉へのインタビュー
インタビュアー:
「この混乱した状況下でどう指揮しているか」
大尉:
「このあたりでは、責任者は私だけだ。部下がジャングルで敵と遭遇して、どうしてよいかわからなくとも、離れていては、何もしてやれない。だから私の仕事は、そのようなとき、どうしたらよいかを教えておくことだ。実際にどうするかは、状況による。その状況は,彼らにしか判断できない。もちろん責任は私にある。しかし、どうするかを決めるのは、その場にいる者だけだ。」(p.8)
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ベトナムのジャングルの部隊では,組織のメンバー全員が,常に組織全体の死活にかかわるような意思決定を行う立場にある。(p.10)
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バスケットボールのコーチもゲリラ戦の指揮官とよく似ている
コーチはコートサイドでプレーヤーのすぐ近くにいるイメージがあるが
コート内に入り込み、プレーヤーのすぐとなりにいて
代わりに判断してやったり、代わりに指示してやったりすることはできない

だから戦いに臨むまでに
「その時にどうしたらよいか」をチームで統一し、徹底し、習慣化させておく必要がある
このことができていたら、コート上で自信をもって決断でき、勝ち残れるプレーヤーが育つはず

2010/04/20

「統一・徹底・習慣」

東京での試合に出場できて結果をだせたプレーヤー
東京での試合に出場したが結果が出せなかったプレーヤー
東京へは行けたが試合には出場できなかったプレーヤー
東京へ行けなかったプレーヤー

達成できたことも
問題として残ったことも

チーム全体で情報が共有され
「統一・徹底・習慣」という
今シーズンのチームのキーワードが
実現できるように

上級生から下級生まで
ガードからセンターまで

いろんなところで
いろんなコミュニケーションを図ること

2010/04/18

4試合

東京まで出かけて2日間で4試合をしてきた
大妻女子大学、拓殖大学、専修大学、松蔭大学


失敗することも
問題が露見することも
全てが経験

試行錯誤と言う言葉の通り

プレーヤーにもスタッフにも
失敗する権利が与えられている

失敗や問題を乗り越えて経験した成功体験経験
一回り成長したチームが春の戦いに向けて
さらに一つ先のステージへ進むために

ビデオを見直すこと

2010/04/11

解決策を準備する

1)ゲームで問題が発生する
2)問題(○○が悪い)を課題(○○を良くする)へ変える
3)問題が発生している原因や背景を考える
4)解決策を準備する
5)解決策を試してみる
6)解決策の有効性を確認し修正があれば加える
7)統一した解決策をチームで徹底し習慣化する

学生達を眺めていると
2)の段階で練習が開始されるケースが多い
これではただのコインの裏返し
だから問題が解決しない

課題がわかることはほんの出発点にすぎない
もっともっと上級生は考え方も成長しなきゃ

でも、「正しさ」=「強さ」ではない
「人と人が戦う」ということの本質を決して忘れず
本当の強さを身につけて欲しいと願う

2010/04/10

努力と成果

組織では「努力すること」よりも「成果を出すこと」の方が重要になる

「努力すること」で満足せず
「出すべき成果とは何か?」をもう一度考え直そう

そうしたら
「何を努力したらいいか」が見えてくる

2010/04/09

肩!

暖かくなってきた
練習着もロンTからTシャツへと変わってきた

袖をまくると
肩が現れる
上腕三頭筋が現れる

今シーズンのトレーニングの課題の一つは
「上半身をでかくする」こと

4年生はさすがに大きくなってきた
新入生は正確な腕立てに一苦労・・・

4年生はノースリーブで電車のつり革つかんだらダメですよ(笑)

2010/04/08

問題の見える化

練習で問題が「見える」のはいいことだと思う
練習で問題が「見えず」試合で問題が「発覚」するようでは時すでに遅し

練習で問題が「見える」ためには
対抗チームがスタートチームを苦しめなければならない

工夫して、協力して、努力して、粘って
スタートチームを苦しめなければならない
そうしなければ問題は「見えない」

試合に負けてから問題に取り組んでも仕方がない
試合に臨むまでにどれだけ多くの問題を解決していけるか

対抗チームがもっともっと向上しなきゃ

2010/04/07

結果を変えるために

同じことを繰り返したら
同じ結果になる

なのに
同じことを繰り返しながら
違う結果になることを願っている

2010/04/06

感謝をどう表現するか

GREEN LINERSの学生が

人として成長するために
バスケットボールプレーヤーとして成長するために

いろんな人がヘルプやサポート
の支援を行っている

学生たちは皆
そんなお陰さまの中で成長していく

自分を支援してくれる人たちに対して
感謝の気持ちを持つこと
感謝の気持ちを表現していくこと

それが大切

そして何よりも
人に対して支援できることは進んでできる人に成長すること

それが大切

2010/04/05

上級生と下級生

学生バスケットボールである
だから1年生から4年生までがプレーする
でも、一旦コートに立ったら学年に関係なく遠慮せずにプレーしたらいい

しかし、基本的に上級生には
1)練習を運営すること
2)練習に緊張感を与えること
3)チームの方針通りにプレーすること
4)下級生の力を引き出すこと
5)下級生のミスをカバーすること
等を担う役割がある
だから、下級生はその背中を見て学ぶことができる
だから、下級生は練習を活気づける役割を担うことができる

上級生なのに
1)何も準備せずに練習に出てきたり
2)緊張感なく練習したり
3)チームの方針と異なるプレーをしたり
4)下級生を窮屈にプレーさせたり
5)ミスを下級生の「不理解」のせいにしたり
するようじゃあ上級生とは言えない

上級生が上級生らしくなれば
下級生も下級生らしくなる

2010/04/04

自分の未来とみんなの未来

NBA、MBL、NHL・・・
アメリカのプロスポーツのリクルートはドラフトが基本

だから前年度の最下位がドラフト一位の権利を得る
連覇を繰り返すということは毎年ドラフト最下位を繰り返すということ

そうすると、自然に戦力は均衡へと動き
結果的にリーグ全体が拡大していく

勝ったり負けたり
これがスポーツの基本
だから観ている方もおもしろい

でも日本では戦力の均衡という概念がないから
一方は勝ったり勝ったり
一方は負けたり負けたり
が延々と繰り返されていく

そして、自チームの利益が最優先され
結果的にリーグ全体は縮小してく

独占はマーケットの縮小を招くだけ
「共争」へと舵を切らない限り日本のスポーツの未来はない

不増不減

バスケットボールをプレーしていると
突発的に怪我が発生することがどうしてもある

コーチは怪我がゼロになるように
動きを改善したり、
筋力を強化したり、
ラフなプレーを制限したり、
無茶なプレーを抑制したり、
心身の疲労度を察知したり、

それでも、怪我がわずかに発生する
問題はその後

コートに戻るまでの時間は
怪我の状態によって様々
一日で戻れることもあれば
一年かかることもある

そんな時間の中で
「今できることを100%やる」
ことができるかどうかが
そのプレーヤーの成長を決める

何かを失うということは
何かを得るということ
何かができなくなるということは
何かができるようになっているということ

減ったものに意識が行くのか
増えたものに意識が行くのか

般若心経は『不増不減』と説く

目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...