合宿を終えて二日のオフを設定。
午前中で合宿終了の午後にシューティング。
オフにシューティング。
今までではあり得ない光景。
3月末日までに自分で設定したノルマを達成するため。
痛んだ身体のケアに取り組む者。
復帰へ向けて取り組む者。
全てを結果に結びつけたい。
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
2012/03/30
2012/03/29
2012/03/27
その先へ
試合セッションが終了した後の通常練習セッション。
今年のチームの柱だけ作っての試合だったわけだが、これからもっともっと詰めていなければならないのは
1)インサイドのポジション取りのフットワーク
2)キャッチミスをしないハンドワーク
3)身長差を補うリバウンドの工夫
4)パスのバリエーションを増やすこと
これらを1日かけてゆっくりとみんなで確認しながら進む。
昨年の反省は「個人を研ききれなかった」こと。
今年はとにかく根気づよく個人の研き直しをやらなきゃいかん。
今年のチームの柱だけ作っての試合だったわけだが、これからもっともっと詰めていなければならないのは
1)インサイドのポジション取りのフットワーク
2)キャッチミスをしないハンドワーク
3)身長差を補うリバウンドの工夫
4)パスのバリエーションを増やすこと
これらを1日かけてゆっくりとみんなで確認しながら進む。
昨年の反省は「個人を研ききれなかった」こと。
今年はとにかく根気づよく個人の研き直しをやらなきゃいかん。
2012/03/26
10セッション
10セッションの試合練習が終了。
出場機会を均等に分散させることは思うように出来なかったが、それでも一人一人成果と課題を積み重ねた。
ここから5セッションの練習合宿状態。
今シーズン取り組もうとしている課題
試合練習で新たに出た課題
それを、一つ一つ埋めていく作業。
強化と回復のバランスをとりながら。
出場機会を均等に分散させることは思うように出来なかったが、それでも一人一人成果と課題を積み重ねた。
ここから5セッションの練習合宿状態。
今シーズン取り組もうとしている課題
試合練習で新たに出た課題
それを、一つ一つ埋めていく作業。
強化と回復のバランスをとりながら。
2012/03/24
機会
試合合宿はまだまだ続く。
いろんな場面でいろんな機会が与えられる。
それをモノにするか取り逃がすかは自分次第。
まずは、自分の色を出し切る事。
それができたら、次は相手に対する変化の力を磨いていく事。
いろんな場面でいろんな機会が与えられる。
それをモノにするか取り逃がすかは自分次第。
まずは、自分の色を出し切る事。
それができたら、次は相手に対する変化の力を磨いていく事。
2012/03/23
2012/03/22
2012/03/21
2012/03/20
好きこそものの上手なれ
バスケットボールをプレーするのが好き。
それが全ての出発点。
好きなものは自ら取り組む。
好きなものは自ら工夫する。
好きなものはいつまでも打ち込む。
だからうまくなる。
だから支援したくなる。
それが全ての出発点。
好きなものは自ら取り組む。
好きなものは自ら工夫する。
好きなものはいつまでも打ち込む。
だからうまくなる。
だから支援したくなる。
2012/03/15
実況中継
1対1、2対2、3対3の練習をする。
順番を待っているプレーヤーに「実況中継」をさせる。
「vカット→前向きそと足→オープンへジャブ→クロスオーバードライブ→レイアップ」
「ロック→ジャンプストップ→オープンへジャブ→エクスプロージョン→レイバック」
などなど・・・
今、目の前でプレーヤーはどんな技術を使ったのか? それを時間軸に沿って言葉にしていく。そうすると、ニックネームがきちんとついている技術を正確にプレーできている時は、基本的にショットまで持ち込める。なんだかわかんないような動きをしている時は、ミスになるか中途半端な結果に終わることが多い。バスケットボールの歴史は100年を超えているから、たいがいの動きにはニックネームがついている。それでも、ニックネームはついていないけど成功するような動きもあったりする。「だったら今のに名前を付けよう」ということになる。
プレーをただ漠然と見るのではなく、「技術」に着目して観察できるプレーヤーになって欲しいと願っている。そうすれば、いろんなゲームを見ながら技を盗む目も育つと思う。また、上手く行かなかった原因を、きちんの見抜いて修正できるプレーヤーになって欲しいとも思っている。「使った技術が状況に合っていなかったのか?」「使った技術の精度が低かったのか?」・・・とにかく感じたり考えたりして欲しい。
育てたいのは「自分で工夫しながら上手くなっていける自立したプレーヤー」。
順番を待っているプレーヤーに「実況中継」をさせる。
「vカット→前向きそと足→オープンへジャブ→クロスオーバードライブ→レイアップ」
「ロック→ジャンプストップ→オープンへジャブ→エクスプロージョン→レイバック」
などなど・・・
今、目の前でプレーヤーはどんな技術を使ったのか? それを時間軸に沿って言葉にしていく。そうすると、ニックネームがきちんとついている技術を正確にプレーできている時は、基本的にショットまで持ち込める。なんだかわかんないような動きをしている時は、ミスになるか中途半端な結果に終わることが多い。バスケットボールの歴史は100年を超えているから、たいがいの動きにはニックネームがついている。それでも、ニックネームはついていないけど成功するような動きもあったりする。「だったら今のに名前を付けよう」ということになる。
プレーをただ漠然と見るのではなく、「技術」に着目して観察できるプレーヤーになって欲しいと願っている。そうすれば、いろんなゲームを見ながら技を盗む目も育つと思う。また、上手く行かなかった原因を、きちんの見抜いて修正できるプレーヤーになって欲しいとも思っている。「使った技術が状況に合っていなかったのか?」「使った技術の精度が低かったのか?」・・・とにかく感じたり考えたりして欲しい。
育てたいのは「自分で工夫しながら上手くなっていける自立したプレーヤー」。
2012/03/14
2012/03/13
自立と依存の狭間の中で
改めて問いたい。
自立してる?
自分で工夫してる?
自分で試行錯誤してる?
答え求めてない?
言われたことだけやってない?
できることだけやってない?
基準が共有されてる?
善し悪しが共有されてる?
真似て盗もうとしてる?
誰か一人が答えもってない?
誰か一人が価値を決めてない?
自分だけでやってない?
大学のコーチとして期待するのは、
依存ではなく自立。
2012/03/12
バスケットボール学会
名古屋での全国コーチクリニックを終えた。
愛知県協会の皆様には本当にお世話になった。
思うことは、バスケットボールの様々な問題をみんなで喧々諤々話し合う場がやっぱり必要なんだなぁということ。体力の問題、技術の問題、戦術の問題、組織の問題、制度の問題、などなどテーマを設定して、現場の意見もどんどん聞く場。様々な成功事例・失敗事例を共有する場。
そして、「では、今後検討していきましょう」ではなく、「では、誰が、何を、いつまでにやりましょう」って終わる。期限が来たら検証して改善が必要なら改善する。
現場で頑張るコーチ一人一人には問題はあるが決定権がない。組織の上部には決定権はあるが問題がない。このミスマッチが埋まらなきゃ10年後も同じことを繰り返しているんだろう。
いつも考える。「私には何ができるのか」。「動く人をどうやって増やしていくか」。
愛知県協会の皆様には本当にお世話になった。
思うことは、バスケットボールの様々な問題をみんなで喧々諤々話し合う場がやっぱり必要なんだなぁということ。体力の問題、技術の問題、戦術の問題、組織の問題、制度の問題、などなどテーマを設定して、現場の意見もどんどん聞く場。様々な成功事例・失敗事例を共有する場。
そして、「では、今後検討していきましょう」ではなく、「では、誰が、何を、いつまでにやりましょう」って終わる。期限が来たら検証して改善が必要なら改善する。
現場で頑張るコーチ一人一人には問題はあるが決定権がない。組織の上部には決定権はあるが問題がない。このミスマッチが埋まらなきゃ10年後も同じことを繰り返しているんだろう。
いつも考える。「私には何ができるのか」。「動く人をどうやって増やしていくか」。
2012/03/08
はじめの一歩
技術・戦術の練習は
1) Mechanics practice
2) Repetition practice
3) Competitive practice
という段階を踏む。
1)をすっ飛ばして2)をいくらやっても身に付かない。
1)2)をすっ飛ばして3)をやっても今あるもので戦ってるだけで進歩がない。
最近思うのは、とにかく1)を徹底して指導しないと結果的に3)は上手く行かないという当たり前の事実。
1)の段階で、
「どんな動きが良い動きでどんな動きが悪い動きなのか」
「どうなっている状態が良い状態でどうなっている状態が悪い動きなのか」
が見てわかるようになり、次に、
「自分の動きは良い状態になっているのか悪い状態になっているのか」
「良い動きをするためのコツはなにか」「悪い動きをするためのコツはなにか」
等等を自分で観察したり表現できるようになれば、あとは2)の段階へ進んで反復練習する。
でも、ただ反復するだけだと鋳型化してゲームで使い物にならない技術になってしまうので、相手に応じて「表から裏」へ変化・分岐できるような技の組合せで反復していくことが大切なんだろう。
逸材で可能性があるんだけどなかなか上手くならない選手って、自分の頭で1)をきちんと考えたり、人の動きを観察したり、人の動きから盗んだりといった「自分で上手くなっていく」という態度が本質的に欠落している場合が多いのではないかと思う。「大きさ」「速さ」「強さ」等、人より秀でた部分の才能だけで戦ってきた学生は特にその傾向が強い。そんな学生は「試行錯誤」をしない。
1)の段階で大切なことは、良いと悪いの基準を学生自身が持つことだと思っている。コーチの中だけに基準があるのは「依存」でしかない。学生も「コーチがいなきゃダメ」と考えるし、コーチも「俺がいなきゃダメ」って考える結果「共依存」状態になる。
私は、スポーツの楽しさの一つは自分自身で工夫して上手くなっていくことにあると考えている。コーチにできることは自分自身で工夫して上手くなっていくためのヒントを与えることと、本人の試行錯誤をただ見守ること。
本当に上手くなるためのはじめの一歩は、自分自身で1)にこだわって自分の動きを変えること。そうして必要な技術を身につけていくこと。
1) Mechanics practice
2) Repetition practice
3) Competitive practice
という段階を踏む。
1)をすっ飛ばして2)をいくらやっても身に付かない。
1)2)をすっ飛ばして3)をやっても今あるもので戦ってるだけで進歩がない。
最近思うのは、とにかく1)を徹底して指導しないと結果的に3)は上手く行かないという当たり前の事実。
1)の段階で、
「どんな動きが良い動きでどんな動きが悪い動きなのか」
「どうなっている状態が良い状態でどうなっている状態が悪い動きなのか」
が見てわかるようになり、次に、
「自分の動きは良い状態になっているのか悪い状態になっているのか」
「良い動きをするためのコツはなにか」「悪い動きをするためのコツはなにか」
等等を自分で観察したり表現できるようになれば、あとは2)の段階へ進んで反復練習する。
でも、ただ反復するだけだと鋳型化してゲームで使い物にならない技術になってしまうので、相手に応じて「表から裏」へ変化・分岐できるような技の組合せで反復していくことが大切なんだろう。
逸材で可能性があるんだけどなかなか上手くならない選手って、自分の頭で1)をきちんと考えたり、人の動きを観察したり、人の動きから盗んだりといった「自分で上手くなっていく」という態度が本質的に欠落している場合が多いのではないかと思う。「大きさ」「速さ」「強さ」等、人より秀でた部分の才能だけで戦ってきた学生は特にその傾向が強い。そんな学生は「試行錯誤」をしない。
1)の段階で大切なことは、良いと悪いの基準を学生自身が持つことだと思っている。コーチの中だけに基準があるのは「依存」でしかない。学生も「コーチがいなきゃダメ」と考えるし、コーチも「俺がいなきゃダメ」って考える結果「共依存」状態になる。
私は、スポーツの楽しさの一つは自分自身で工夫して上手くなっていくことにあると考えている。コーチにできることは自分自身で工夫して上手くなっていくためのヒントを与えることと、本人の試行錯誤をただ見守ること。
本当に上手くなるためのはじめの一歩は、自分自身で1)にこだわって自分の動きを変えること。そうして必要な技術を身につけていくこと。
2012/03/07
別れが出会いを呼び寄せる
武庫川女子大学に勤務して9年目が終了する。
私の着任と同時にGREEN LINERSに1年生として入学してきた学生が、この4月から北海道教育大学に専任講師として着任することになった。今日はその送別会だった。
学生時代は「遅刻の○○」と異名をとるほどのバスケットボール一色の生活。
卒業後は一転大学院修士課程へ進み、その後助手として勤務しながら博士課程へ。
最終年度はスノースポーツ実習長を助手として十分すぎるほど補佐してくれた。
「実習で何を学んだ?」という質問に対しては「準備する事の大切さを学びました。準備がしっかりできていれば、現場では対処が早く、スムーズに事が運べるって感じました。」という答えが返ってきた。それに対して伝えた事は「事前の準備・最中の工夫・事後の反省」のサイクルをまわす事の大切さ。
その成長に驚きを感じると同時に、文武両道をこんな形で実現してくれている卒業生を誇りに思う。
絢香は「別れが出会いを呼び寄せる」と唄う。
この分かれはまた新しい出会いにつながっていくんだと思う。
合宿を頑張る現役生も、卒業して巣立つ人達も、みんな「今、その一瞬」をしっかりと生きろ。
私の着任と同時にGREEN LINERSに1年生として入学してきた学生が、この4月から北海道教育大学に専任講師として着任することになった。今日はその送別会だった。
学生時代は「遅刻の○○」と異名をとるほどのバスケットボール一色の生活。
卒業後は一転大学院修士課程へ進み、その後助手として勤務しながら博士課程へ。
最終年度はスノースポーツ実習長を助手として十分すぎるほど補佐してくれた。
「実習で何を学んだ?」という質問に対しては「準備する事の大切さを学びました。準備がしっかりできていれば、現場では対処が早く、スムーズに事が運べるって感じました。」という答えが返ってきた。それに対して伝えた事は「事前の準備・最中の工夫・事後の反省」のサイクルをまわす事の大切さ。
その成長に驚きを感じると同時に、文武両道をこんな形で実現してくれている卒業生を誇りに思う。
絢香は「別れが出会いを呼び寄せる」と唄う。
この分かれはまた新しい出会いにつながっていくんだと思う。
合宿を頑張る現役生も、卒業して巣立つ人達も、みんな「今、その一瞬」をしっかりと生きろ。
2012/03/05
どっちの人?
何かを「やる人」には「責任」がついてくる。
何も「やらない人」には「責任」がついてこない。
何かを「やる人」は「責任をとる人」。
何も「やらない人」は「責任を追及する人」。
何を「やる」にも付随して「良い面」と「悪い面」が生まれる。
攻撃されるのは「悪い面」。「だからやめよう」ってなる。
言及されないのは「良い面」。「だからやろう」ってならない。
2012/03/02
個
4日から第一次合宿に入る。
これまでは怪我をしない身体を作る事が中心。
アスレティックトレーナーにAチームの片足ミニハードルジャンプをチェックしてもらったら、5段階評価の4。
絶対に壊れない5の段階にはまだ到達していないが、現時点では満足のいく段階。
これからは、この戦力で今年どう戦うかを具体的に追求していく段階。
日々、誰の、何を、どう磨くか? を考え抜かなきゃ今年のチームは輝かんなぁ。
一般的な準備から専門的な準備へ。
全体から個へ。
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目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること
問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...
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長い長い時間をかけて練習をしてきても 本当の勝負はほんの一瞬 「鍛錬千日之行 勝負一瞬之行」 かつて甲子園を湧かせた 池田高校野球部監督蔦文也氏の言葉 練習でどんなにシュートを打ち込んでも 本当の勝負の一本を決める力がなければ 勝者にはなれない 努力をする...
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結果管理では「どうなったか?」が問われる。 成功か? 失敗か? 経過管理では「何をしたか?」が問われる。 何をやったか? 何をやらなかったか? 失敗しない最大の方法は「何もしないこと」。 成功する最大の方法は「結果がでるまでやめないこと」。 スポーツでは結...
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年が明けてはや1週間以上が過ぎた.月曜日には成人式もやってくる. 大学が再開されると同時にGREEN LINERSの練習も再開した. この時期はトレーニング中心だったり,基礎技術中心だったりするので,練習をAチームとBチームが一緒に行う機会が多い. バスケットボールの技...