通常のドリブル練習(Single Task Drill)
意識はドリブルをついている自分自身の動きに向けられる
「正しいメカニズムで動いているか?」
最近よく行われるテニスボールを使ったドリブル練習(Dual Task Drill)
1)二人組で相手がボールを投げる方法
意識は投げられたボールを取る動きへ向けられる
ドリブルそのものから意識は離れる
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*その場にステイするがスタッターステップで足を動かしながら
*ドリブルで進みながら
投げるという動作に意識は向けられる
当然壁から跳ね返ってくるボールを取る動きへも意識は向けられる
ドリブルそのものからは意識がずいぶん離れる
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*その場にステイするがスタッターステップで足を動かしながら
(1)ドリブルをしている逆側の手でキャッチする段階(level 1)
crossoverはしない
(2)ドリブルをしている側の手でキャッチする段階(level 2)
crossoverはsingle moveだけ
(3)ドリブルをしている逆側の手でキャッチする段階(level 3)
crossoverはcomboで2つの技術を組み合わせる
「文章を読みながら音楽を聴く」というDual Taskを脳は行うことができない
脳の中の同じ領域で行うTaskだから
でも、「ドリブルしながら○○する」というDual Taskは可能
脳の中の違う領域で行うTaskだから
バスケットボールは「見て→判断して→プレイする」競技
「ドリブルをSingle Taskとして練習し、意識して正しいメカニズムを身につける」ことが大事であると同時に、「ドリブルをDual Taskとして練習し、無意識にその正しいメカニズムが実行できるように訓練する」ことが大事
私は「どっちも大事」だと思う
チーム全員で行うチーム練習の中で実施しなくても
隙間時間でどんどん練習できるDual Task Drillは多い
Youtubeを探せばたくさん動画が観れる時代
課題を自分で設定できて
その解決のための手段を自分で準備できて
成長を自分で実感できれば
自分一人でもどんどん上手くなる
自分で自分を成長させていけるプレイヤーは自主練習を継続していく
やればやるほど上手くなる「必然の上達」のサイクルに入るから