2018/07/27

今こそ出発点



問い合わせがありましたので改めて
武庫川女子大学の東館入口に掲げてあるものです

大学の専門教育も
運動部のスポーツ活動も
「今」を大切にしていきたいです!

作者詳細は以下
*尾関宗園(おぜき そうせん)臨済宗大徳寺派 大徳寺大仙院住職 1932年奈良市に生まれる。 1965年に33歳の若さで住職となり現在に至る。 高齢を感じさせない豪快な迫力、優しさとユーモアにあふれる語り口で有名。
『大丈夫や!きっと、うまくいく』(ロングセラーズ)他、著書多数。

2018/07/21

仏を彫り出す




「大学のコーチが高校生をリクルートする時って何みてるんですか?」
って聞かれることがある
そんな時はいつもこんな風に答えてる

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プレーヤーを育てるのって
丸太の原木の中に潜んでる仏を彫り出して
仏像を創るような感じ

だから
目の前にいる高校生プレーヤー見たときに
目の前に既に現れている姿形は当然見てるけど
それよりもこの原木の中から
大学4年間でどんな仏を彫り出すことができるんだろう
ってことをワクワクしながら見てることの方が多い
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チームの戦績とか
今のスタッツとか
無いよりはあった方がいいのは当然だし
今既に何ができるかってことはもちろん最優先
高校カテゴリーと大学カテゴリーの最大の差はフィジカルコンタクトだから
それに耐えうる身体を有しているかは最低条件

でも
4年間一緒に過ごした学生が卒業して巣立って行くときに
入学時には目に見えて現れていなかったそのプレーヤーの中の個性が
鮮やかに掘り出され
目に見えるものになったなぁって思える時が一番嬉しい

高校生はまだまだ荒削りで原木に近い
その原木に自分が掘りたい仏像の絵を写し
その通りに削っていくような作業じゃなく
その原木の中に隠れている個性豊かな仏を
探りながら探しながらゆっくりと掘り出していく作業
そうやって個性豊かなプレーヤーが育っていったらいいな

原石を磨くって表現も好きだけど
やっぱり原木から彫り出すって表現の方が自分にはぴったりくる

素敵な個性が潜んでる高校生にたくさん出会いたいな

目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...