今日はトレーナーの幟さんによる
『活躍できる選手としてのメンタルタフネス』
のワーク
自分に向きあうこと
他者に関心を持つこと
互いにリクエストしあうこと
機会を創ることで本気や本音も見えてくる
浅さも深さも全て現時点での本当の姿
地に足つけて
自分の内側へも外側へも想いを深めていって欲しい
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
2016/03/23
学生スポーツだからこそ
4年間で終わりが来る学生スポーツだからこそ
これまでは「チームの力は4年生の力」ってずっと言ってきたなぁ
その延長線上で
1年生:持ってるものを100%出し切る
2年生:チームのルールの中で自分の持ってるものを100%発揮する
3年生:結果に責任を持つ
4年生:後輩のカバーをする、チームの方針を決定する役割を担う
ってやってきたが、今年から一段上げなきゃダメだな
1年生:チームのルールの中で自分の持ってるものを100%発揮する
2年生:結果に責任を持つ
3年生:後輩のカバーをする、チームの方針決定にも積極的に参画していく
となると4年生が担う役割とは何になるのか?
って考える……
「徹底する・徹底させる」「コーチの役割も担う」かなぁ
2016/03/01
道草・寄り道・回り道
2017年のユニバーシアードへ向けた選手選考合宿が始まった
今回からAssistant Coachとして参加することになった
20代の後半に日学強化に関わらせていただいた時代があった
それでも当時は◯◯大学と△△大学との確執が……って時代で
「おまえは△△大学の味方をするのかぁ!」って言葉が平気で飛び交い
選考会にコーチとして参加する自分や
選考会にプレイヤーとして参加する学生の
辞退願いを自分で書かされて参加を取り止める
へんな時代だった
その頃にプレイヤーだった学生が今はコーチになり
今回共にAssistant Coachとして世界を目指していくことになった
不思議な縁の巡り合わせを感じる
道草・寄り道・回り道
なんともまああれから20年も時が流れているんだと思うと
時の流れの早さに愕然とすると同時に
未だ何もなしていない自分の今に苛立ちを感じる
それでも48歳にしてまた機会をいただき
学生代表として召集された候補者をながめると
様々な場面で当時は見えなかったものが一杯あったんだろうなぁってことに気づく
Assistant CoachとHead Coachを行ったり来たりしながらここまで来た
へんてこりんなコーチング人生だなぁと思う
でもそんな経験の自分だからこそ
若きHead Coachの思い描く理想のバスケットボールを実現できるチーム作りを
サポートできることがあるはず
MWU LAVYSのチーム作りと学生代表の活動をどう両立させていくか
それは非常に大きな課題ではあるが
とにかくベストを尽くすしかない
2016/01/14
Single Task Drill とDual Task Drill の意識の向く方向
通常のドリブル練習(Single Task Drill)
意識はドリブルをついている自分自身の動きに向けられる
「正しいメカニズムで動いているか?」
最近よく行われるテニスボールを使ったドリブル練習(Dual Task Drill)
1)二人組で相手がボールを投げる方法
意識は投げられたボールを取る動きへ向けられる
ドリブルそのものから意識は離れる
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*その場にステイするがスタッターステップで足を動かしながら
*ドリブルで進みながら
投げるという動作に意識は向けられる
当然壁から跳ね返ってくるボールを取る動きへも意識は向けられる
ドリブルそのものからは意識がずいぶん離れる
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*その場にステイするがスタッターステップで足を動かしながら
(1)ドリブルをしている逆側の手でキャッチする段階(level 1)
crossoverはしない
(2)ドリブルをしている側の手でキャッチする段階(level 2)
crossoverはsingle moveだけ
(3)ドリブルをしている逆側の手でキャッチする段階(level 3)
crossoverはcomboで2つの技術を組み合わせる
「文章を読みながら音楽を聴く」というDual Taskを脳は行うことができない
脳の中の同じ領域で行うTaskだから
でも、「ドリブルしながら○○する」というDual Taskは可能
脳の中の違う領域で行うTaskだから
バスケットボールは「見て→判断して→プレイする」競技
「ドリブルをSingle Taskとして練習し、意識して正しいメカニズムを身につける」ことが大事であると同時に、「ドリブルをDual Taskとして練習し、無意識にその正しいメカニズムが実行できるように訓練する」ことが大事
私は「どっちも大事」だと思う
チーム全員で行うチーム練習の中で実施しなくても
隙間時間でどんどん練習できるDual Task Drillは多い
Youtubeを探せばたくさん動画が観れる時代
課題を自分で設定できて
その解決のための手段を自分で準備できて
成長を自分で実感できれば
自分一人でもどんどん上手くなる
自分で自分を成長させていけるプレイヤーは自主練習を継続していく
やればやるほど上手くなる「必然の上達」のサイクルに入るから
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