2012/08/23

因果


心に生起する感情は、全て自分自身が創り出すもの。
だから、外界で発生する現象の吉凶は、全て自分自身が決める。

ということは「因果」という言葉があるが、心に生起する感情については、「因果」の「因」は外界ではなく、自分自身の内側にあり、それが「果」を生起させているということか。

45歳にしてまだ、どうしても外界で発生する現象を「因」と感じてしまう自分がいる。

そんな時、ふと、相手に意図した感情を生起させることができるのがマインドコントロールで、自分自身に意図した感情を生起させる事ができるのが悟りなのかなぁって思った。

2012/08/20

時間と空間と相手

「時間と空間と相手」
私がバスケットボールのチーム練習で大切にしているものは、結局はこの3つになるんだなぁということを、今日あらためて自分自身が理解した。
時間:timing, rhythm, change of pace.......
空間:spacing, floor balance, positioning.......
相手:read defense, fake.......

逆に、個人練習で大切にしているものは、
「足技、手技、目技、口技」
足技:footwork.......
手技:handling, handwork.......
目技:eye contact, fake, vision.......
口技:communication, talking.......

しかし、伝える力が足りない。訓練するしつこさが足りない。

2012/08/19

個の力 その2

近畿ブロックミニ国体。
兵庫は負けたので朝に解散。
大阪と滋賀の決勝を観に、一人ビッグホエールへ。

大阪には大学生が入っている。
選抜チームの中で活きる「個の力」ってなんだろう? 
って改めて眺めていた。

当たり前のことなんだろうけれど
1)攻撃の基本戦術に対する理解力と達成力がともに高い
2)1対1の攻撃力と味方の1対1に合わせる力が高い
3)味方の意図を読み取る力が高い
4)相手の隙を伺う力が高い
5)行ったり来たりするゲームの流れを正確に捉える力が高い
6)常にコート全体に視野を配っている
7)コート上で的確な指示の言葉が出る
8)表情がポジティブ
etc...

良いプレーヤーには良い理由がある。
当たり前のことを当たり前のように指導できるコーチになりたいと思う。

2012/08/18

改めて思う「個」としての力

選抜チームでは、普段プレーしている仲間とは違うプレーヤーと共に勝利を目指す。
準備できる時間は、普段のチームとは比べ物にならないくらい短い。
そうすると、そのプレーヤーが「個」としてどれだけの力を持っているかが露呈する。

改めて「個」を鍛え直し、どんなチームでも、どんな仲間でも、チームの方針を理解した上で、互いの長所を引き出し合える、バスケットボールプレーヤーとして自立したプレーヤーを育てなきゃいけないなぁって改めて思った。

「チームを創る」ことと「プレーヤーを創る」ことの両立。
簡単なようで難しい。
本当に難しい。

2012/08/16

体験学習

毎年夏は「ナショナルプレーヤー」と対峙する機会を与えていただいている。
外から見ているだけではわからない、体験して初めて感じるもの。
それを絶対に忘れず、常にイメージの中に置き、成長していって欲しい。

勉強学習ではスポーツは上手くならない。
体験学習だけがスポーツを上手くする。

しかし、体験のレベルで終わっている現実。
それが、訓練のレベルに高まって欲しいと願う。

2012/08/14

課題が変わっていく意味


愛知遠征二日目終了
午前中は練習
午後は実業団とのゲーム

上とやると「圧力」にどう対処するかが常に課題になる
そんな時は、
1)チームの基本方針を徹底すること
2)その枠組みの中で「個が基本プレーを確実にやりきる」こと
の二つしかない
どちらかが抜けても「チーム」にはならない

それが上手く表現できる場面とできなくなる場面が両方発生しているのが今日の状態

目指すものは変わらない
ただし、日々階段を上がっていくことで課題は常に変わっていく
「昨日と同じ今日」「今日と同じ明日」ではなく
「昨日の次に進む今日」「今日の次に進む明日」でありたい

「昨日の自分に今日は克つ!」

2012/08/13

階段は一段ずつ

愛知遠征初日終了。
午前中の試合開始早々にメインのポイントガードにトラブルが発生しましたが、バックアップのガードが徐々に慣れてきて少し成果あ

□自分たちの強みがなんであるかを理解してやりきること
□出ているプレーヤーの顔ぶれによってプレーを意識的に変えていくこと
□自分の個性を徹底して追求して出し切ること

階段は一段ずつ上がっていくしかない
でも、確実に一段ずつ登っていけばいい

2012/08/11

うまく行かなくて当たり前


明日の午前中に調整して、愛知へ移動します。
13日から16日まで、7試合を消化予定。

大学チーム、実業団チーム。
いずれも、簡単ではありません。
いろんなことがうまく行かなくて当たり前。

ただし、モグラたたき状態で問題があっちにもこっちにも発生するようではだめ。
絶対に達成すべきこと→次に達成すべきこと・・・そんな優先順位をもって臨もう。
その上で、問題を一つ一つ解決していけばいい。

そして、なによりも、一人一人の個人技術がどれだけ正確に発揮できるかが確認すべきこと。

2012/08/06

上が伸びるための「壁」

合宿も三日目が終了。
筋肉痛などは生じるが、動きも身体も少しずつ戻ってくる。
ここで問題だなぁと思ったことは、
誰が、誰と組んで練習を進めていくか? ということ。

上が下と組むと、下の引き上げにはなるが、上を伸ばすことはできない。
上と上が組むと、互いに競い合い、両者が伸びていくことになる。

難しい問題ではあるが、自分の相手が自分にとって「壁」になることができる相手であるかどうか? を、やっぱり問わなければならないと思う。

そうやって、チームを引っ張る上が伸びていく環境を整えないといかん。
そうれが、自ずと下は引き上げられていく。
わざわざ下に降りていく必要はない。

2012/08/04

試験が終わり合宿へ(初日)

午前中で前期の定期試験が終わり、そのまま午後から学内合宿へ突入。
試験期間中は各自で身体を動かしていたとは言え、体育館の暑さと、寝不足もあいまって、とにかく走れないボールが手につかない状態で練習終了。

いつも、この前期の試験明け練習では「コーチの理想と学生の現実」と言ったかつての恩師の言葉が頭をよぎる。

心と身体が再び目覚め、ギャップを埋めて「夏を超えた!」って言える状態にしなきゃいかんな。

2012/08/03

「のに」と「のに」がぶつかると難しいなぁ


『・・・のに・・がつくと愚痴が出る』と書いたのは あいだみつお

ただ、その先は何も言っていない

人間なら誰でもみなそれなりに「・・・のに」は出るもの
自分の思いや関わりに比例して「・・・のに」は大きくなる傾向にある

問題が起こった時に、関係者が互いに自分の「・・のに」をぶつけ合うことはあってもいい
でも、それはスタートであって終わりではない
そこから、相手の「・・・のに」に耳を傾けて
自分の「・・・のに」を変化させていく
お互いがその努力を重ねたら、両者の「・・・のに」は消えてなくなる
「・・・のに」が「そうだったんだ」に変わる

相手に変わって欲しいって思っている限り自分の「・・・のに」は消えない
自分に「・・・のに」が生まれる原因は他人だと思っている限り自分の「・・・のに」は消えない

自分の「・・・のに」を消せるのは自分だけ

最近自分の周りに巻き起こる様々な現象を眺めていてそう思った

2012/08/01

シンプル

インターハイのベスト4決定を見届けて兵庫へ。
色んな意味でシンプルさの大切さを思う。
「徹底してインサイドを攻める」
「徹底して破る」
「徹底して3ポイントを打つ」
「徹底して守り抜く」
インターハイは3つの全国大会の初戦。
だからこそ、シンプルな色が出る。

複雑さは迷いを生む。
シンプルさは徹底を生む。

目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...