2011/05/30

おかげさま

自分だけではどうにもならないときがある
そんなときに仲間に助けてもらうことがある

Give and Take が世のならい

Take and Takeにならぬよう
Give and Giveにもならぬよう

おかげさまの気持ちを忘れずに
助けてもらった恩を
助けが必要になったときに返せるひとでありたいと思う

2011/05/29

背後から

1年生のシュート改善 その2
自分のシュートを真後ろからビデオ撮影された本人
「こんなにゆがんでんの?」って驚いている

自分がやっている動きを自分自身で全て正確に把握できれば超一流

ほとんどは
「やっているつもりの動き」と「自分が本当にやている動き」との間にギャップがある
頑張っているのにうまくいかない理由は,案外そんなところにあったりする

問題は,そのギャップを少しずつ少しずつ埋める努力をするかしないか

自分の身体だから自分の言うことを聞くと思ったら大間違い
「反逆身体」と言われるくらいに,自分の身体は言うことを聞かない
慣れ親しんだ動きであればあるほど,言うことを聞かない

西日本まであと2日
今を闘う上級生と未来を闘う1年生
いろんな人がいて
それぞれ「今」を一所懸命頑張ったらいい

その気

1年生が遅くまで残ってシュートの改善に取り組んでいた

慣れ親しんだ動きを修正するにはそれなりの覚悟がいる
コーチが一方的に無理矢理変えても成果は出ない

プレーヤー自身が変えたいと思ったときが成果が出やすい時

こうすればシュートが入るっていう正解はない
でも、こうすればシュートが入る確率が高くなるというノウハウはある

地道に地道に

2011/05/26

モグラたたき

チームに原則がなくなると
そこらじゅうで、ありとあらゆる問題が発生する
まるでモグラたたきのよう

チームに原則が生まれると
発生する問題が予測できるようになる
まるで追い込み漁のよう

どちらにころぶかは
一人一人がチームの原則を徹底できるかどうかにかかっている

『個』と『個』に分断されない『チーム』が強い

2011/05/23

成功する条件

努力をやめてしまうのは、「それが、いつうまくいくかわからないからだ」と書きましたが、「もうダメだ」と思ったときは、結構いいところまできていることが多いものです。
そこからもうひと頑張りできるかどうかが、明暗を分けます。
【羽生善治/棋士】
出典:[ワンマネ]1分間名言


かつて,インカレでベスト4に初めて入った先輩に
「どうやったら・・・」って聞いたら
「入るまでやめないことだよ」って言われたことと同じ


どんなことでも
成功するためには
「やめないこと」と「あとひと頑張り」
ができるかどうかなんだなぁ


昨日結果を出せなかったセンタープレーヤーが
今日のオフの朝に体育館で一人で打ち込んでいた


今シーズン目指す山の7合目までは登っている
そのために必要な身体的準備も整っている
ここから先はどんどん斜度が険しくなるが
頂上までひと頑張りを続けろ



2011/05/22

兵庫県選抜?

今日は地元の高校との練習ゲームその2(予定はその3までありますが・・・)
インターハイ予選まであと1週間
最後の調整もかねて

そんなゲームのある場面で「兵庫県選抜」を組んだ
1年生から3年生までで兵庫県の卒業生が6人いる
ちょうどポジションもうまいこと埋まっている

大学に入ってからどれだけ成長したかが試されるゲームになる
良いところも悪いところも現れる
ディナイなんてしたことなかったセンターがハイポストをディナイしたり
あっけなく破られたり
でも、さりげなくシュートを決め続けたり

GREEN LINERSにとって兵庫県はお膝元
山本コーチも地元甲子園学院の卒業生でもある
地元の卒業生がチーム内で重要な位置を占めているときは
チームにも活気があるし、応援もにぎやかになる

兵庫県選抜頑張れ!!

2011/05/21

個人の育成とチームの育成

バスケットボールはチームスポーツ
だからチームの約束が必要
優先順位とか選択肢とか・・・

味方のプレーヤーは他人だから
自分と全く同じことを考えているとは限らない
違うことを考えているプレーヤー同士が一緒にいると
交通事故が起こる

バスケットボールの練習は
1)個人を徹底して育てる練習
2)チームとして組織化する練習
の2つに別れる

どっちかだけだとそこそこにしかなれないから
両方練習する

頭のスイッチを切り替えて
今どっち?

2011/05/19

前十字靭帯断裂

月曜日にBチームの2年生の前十字靭帯が切れた
大学に入り、本当に毎日頑張っているプレーヤーだ

切れた靭帯は帰ってこないから
切れた本人は、手術→リハビリ→復帰という8ヶ月の中で
何かを学ぶしかない

しかし、失ったものに意識がいけばいくほど学ばなければならないものを学べなくなるのが現実
「不増不減」と般若心経にあるように、
何が減るのか?
何が増えるのか?
自問自答するしかない

苦しく長い時間の中で何かを学んでいって欲しいと願う
今できること、これからできることはそれしかないから
そこで学んだことは、先の人生の中で必ず自分を支える力になるから

怪我は必然と

2010年12月16日木曜日

の記事に書いた

問題は、怪我を生み出した側の人間・組織が何を学ぶかだ
怪我を生み出した側の人間・組織は本人の何倍も真剣に怪我から何かを学ばなければならない
怪我をした人間の8ヶ月の苦労を想い、それと同じ時間何かを学び続けなければならない

「怪我する人間が悪い」
「代わりはいくらでもいる」
そんな風には考えていない

しかし
「なぜこの怪我が起こったのか?」
を考え抜かない限り同じことが繰り返される

2011/05/16

挑戦することの意味

思い切って挑戦すれば、一時的に足場を失う。
だが挑戦しなければ、自分自身を失う。
セーレン・キルケゴール(デンマークの哲学者)

なんとなく手にとったIKEAの広告雑誌に載っていた言葉に
挑戦することの意味が端的に書かれていた

挑戦には不安がつきまとうと感じていた
それは、足場を失ってしまう不安感だった

今いる安定した足場にいれば安心感はある
でもそれでは自分自身に、チーム自身になんの成長も飛躍もない

体育館の壁にかかっている「常に挑戦 雑草魂」
の言葉の前半部分の意味を改めて心に留め
GREEN LINERSの挑戦を続けたい


2011/05/14

スローガンと方策

「勢いを出そう」はスローガン
スローガンをどんなに叫んでも
それで出る勢いはたかが知れている

今までの習慣を具体的に変えない限り結果は変わらない
方法を変えないで違う結果を求めるのはクレイジー

「勢いを出す」というスローガンを現実にするために
具体的な方策を考えよう

それは「形」ではなく「型」

単なる形じゃないから
当然相手に応じていろんな変形も生まれる
味方の位置によっても変形が生まれる

そんな状況の変化に対応できないようなチームでは
出せる結果はたかが知れている

工夫しよう

2011/05/12

習慣

戦いに勝つためにはいろんな情況に対応できなきゃいかん
ゲームで対応できるためには
相当のレベルで習慣化されていなきゃ使いものにならん
毎日毎日問題を克服する取り組みを行って
当たり前が当たり前に平然とできるように習慣になるまで
とにかく繰り返すしかない

良いことも悪いことも
全て習慣化される

良い習慣化が必要

2011/05/08

歴史と財産

1954 年に創部したGREEN LINERSは今年で創立57年目を迎える
57年前に創部されたOG会長はなんと現学長先生と高校時代の同級生だった

GREEN LINERSは57年間にわたる卒業生の財産である
記憶の中で輝きを放つ財産であり
先輩と後輩という縦のつながりが財産であり
同級生という横のつながりが財産であり
現役学生が今も戦い続ける現在進行形の財産でもある

その歴史の一部分を部長・監督として預かる責任
新しい歴史を積み重ねていこうという自覚
改めて感じた1日

いろんな意味で
創部60周年を迎える2014年をどう迎えるか
「明るく 学生らしく 力一杯戦う」というフラッグのもと
覚悟が必要な3年間でもある

2011/05/07

ありのまま

上位チームの映像を見比べる
いろいろな特徴が見える
あらためて自分たちの試合を見る
違いが浮き上がる

結果は必然
同じことを繰り返せば
同じ結果が生まれる

2011/05/04

いろいろな想い

バスケットボールは5人の競技
だからベンチメンバーの18人全てがコートに立てることはほとんどない

18人に誰を加えるかにも想いを巡らすし
チームを預かるHCとして日々練習をみていて
頑張っているプレーヤー全員をコートに立たせたいという想いもある

子供がコートで戦うことを楽しみに会場に駆けつけてくれるご父兄の想いもあれば
前任HCの想いや4年生の想い、下級生の想いがある

チームの未来を考えつつも
今を負けられない戦いをする現実のなかで
いろいろな想いを胸にしまって指揮をとるHCはやはり肩が凝るなぁ

2011/05/03

新しい力

お客さん扱いだった1年生が
ぼちぼち頭角を現してきた

エースセンターをブロックショットで叩き付けたり
エースガードをドライブで抜ききったり

まだまだ可能性の一端が見えたに過ぎないが
イキのいいプレーはチームを元気にさせる

2011/05/02

何を足すのか

試合は休んではくれない
シーンズンも1日1日過ぎていく
授業もあれば生活もある

そんな慌ただしい日々の中で
「自分は何を足すのか?」
を見失ってしまうことがある

今日何を積もうとしたのか?
今日は何を積めたのか?
1日の始まりと終わりに日々確認する習慣を持つこと

漫然と
昨日と同じ今日を始めたり
昨日と同じ今日で終わったりするな

2011/05/01

10点取るには

自分が試合に出て10点取る!って決めると
その中身を具体的に考えることになる

速攻でレイアップに2本突っ走り
ハーフコートオフェンスではインサイドから出されたパスで3ポイントを1本決めて
ミドルドライブとベースラインドライブでそれぞれ1本ずつねじ込む

そのためには、これの倍の数のトライを行うことになる

いずれにしても
「隙あれば点とってやる!」っていう積極性がプレーヤーには不可欠

目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...