「個としての成果がよく出るプレイヤー」
「個としての成果が出にくいプレイヤー」
「個としての成果が出ないプレイヤー」
その差を産み出す元はなんだろうなぁ…
その違いを見つけ出し、「個の成果」を「チームの成果」に結びつけるのがコーチの「マネジメント」部分の最大の仕事なんだよな
違いを産み出す元には
「一度指摘されたことを、1週間でも2週間でも常に意識をしながらやる」とか
「他人が指導されたことを、自分のことにもあてはめて常に意識しながらやる」とか
「自分の動きがどうなってるかを正確に意識しながらやる」といった本人の取り組み方の問題が当然あるんだろうと思う
それでもコーチの側が
「既にできること」の上に「何かを足すこと」や
「既に持っているもの」を「引き出すこと」じゃなくて
「できないこと」を「できるようにすること」を延々とやってるからなのかもしれない
それは、出発点が「強み」から出てるか「弱み」から出てるかの違いだから、似て非なるものだよなぁ…
あるいは
本当は成果の出ないプレイヤーも「コーチの言うことを真面目に聞いて」
「一生懸命やってる」だけなのかもしれない
だとしたら、コーチの言ってることの方が間違ってることになるんだよなぁ…
コーチのアプローチが上の違いを生み出してる元なのかもしれないなぁ……って
今日ベンチに座ってゲームを運営しながらつくづく思った
考えてても仕方ないので
映像をしっかりと見て確認し
方針を再検討しよう
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること
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