スポーツをすれば
プレーヤーが怪我をすることはある
試合があれば心境は当然
プレーヤーは「出たい」
コーチは「使いたい」
だから
痛くても「出れます」って言うプレーヤーが
コーチにとっては「良いプレーヤー」になる
「根本治療しなくても対処療法で出させる」ってメディカルスタッフが
コーチにとっては「良いスタッフ」になる
これって
プレーヤーを現場が「消費」してるだけ
結果的にプレーヤーの消費期限は短くなる
この価値観はプレーヤーの価値観を育て
いずれコーチングの現場に立った時に同じ行動をとる指導者になる可能性が高くなる
「俺も〇〇でやってたよ」
って武勇伝とともにその価値観は世代間で伝達されていく
最善の努力をしたとしても
Athlete Pathwayの10,000時間の最後のステージで
怪我を承知で痛み止め飲んでも戦いの場に出ていかなければならない場面が訪れることはやはりある
そのために頑張ってきたのだから
しかし
Athlete Pathwayの初期段階や途中段階では
「やるから治癒が遅くなる」
「やめれば治癒が早くなる」
ってことを徹底することが大事なんだと思う
その価値観がプレーヤーの価値観を育て
いずれコーチングの現場に立った時に同じ行動が取れる指導者になる可能性が高くなる
「あの時の判断があるから今も競技を続けていられる」
って感謝とともにその価値観が世代間で伝達されていく
プレーヤーは消費する『物』じゃない
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
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