2018/10/06

できない経験

春にギータを買い換えたので
このところ時間ができたら少しギターを弾く練習をする

下手の横好きで独学だからぼちぼちにしか上手くならないし
人に聞かせられるようなレベルじゃない

今は「ソロギター」というジャンルに挑戦中なので
単純なコード弾きではなくメロディーとベース音の両方を弾くタイプに取り組んでいる

youtubeで聞いてると本当に簡単な曲だし
解説を聞いてたらすぐにも弾けそうなんだけど

なんでそんなに自分の身体なのに自由自在に操作できないんだ?って思うくらい
わずかずつしか進歩しない

でもそんな
どうすればいいか頭ではわかっているのに
その通りに動かない身体と付き合う経験が

毎日の練習でとても役に立つ
というか
できないプレーにあまり腹が立たなくなった

今日は昨日よりここが少し良くなったなぁとか
これを後3回くらいやったらあのレベルまでいきそうだなとか
学生も一生懸命取り組んでんだよなとか

思うようになった

できない瞬間に突っ込むことも当然あるけれども
できた瞬間に「いいじゃない」って声をかける度合いが増えたような気がする

冬のスキーの季節にも同じような気持ちになる
インストラクターに教わる機会があるけれでも
自分の身体に染み付いた動きを変えるのはかなりの時間がかかる

どんなスポーツにせよ
コーチは教えるだけじゃなく
自分が教わる経験とか
できないことに取り組む経験とかを同時にするのがいい

そうすれば
バイオレンスを伴った指導なんて簡単になくなると思うな

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