今日は、縁があってある大学で学生コーチをしている男子学生が練習を見学に訪れた.
「今日は4つ目的が有ります!」
っていう勢いに圧倒されつつ、私自身は会議続きでコートを出たり入ったりの繰り返しでした.学生達は、私がいてもいなくてもあまり気にせず、どんどん練習やトレーニングを進めていく(笑).
改めて振り返ってみて、自分は学生時代何してたんだろって思う.
コーチに必要なものは「情熱である」とかつて先輩コーチに教わった.
「勉強学習じゃコーチは育たない.体験学習しなきゃ」
「俺は今もってるものなら全て教えてあげるよ.でも、お前がそれをできるようになった時には、俺はもっと先に行っているよ」
「技術は発見するものである」
「上手いか下手かが見える段階、何が違うかがわかる段階、どうやったらそうなるかがわかる段階、そうなるようにさせることができる段階」
「練習方法は創るもんだ」
「上手さは足技にあり」
「バスケットボールは、手わざ、足わざ、・・・でも一番難しいのは目わざ」
「バスケットボールが10分で終わるなら、戦術戦略でも勝てる可能性はある.でも40分あるんだよ.」
「基準をつくるから、そこから外れた者がよく見える」
「ボールを使った練習で心拍数を180以上にあげるためにはどうしたらいい?」
「厳しさ≠怖さ」
「厳しさ=要求水準の高さと自己責任」
「失敗してもいいから今はチャレンジしろ」
・・・・・
結局、いろんな先人にいろんな格言を頂いて今の自分があるんだなぁって再確認できた1日でした.
先人が10年かかったことでも、後ろを歩く人間はそれを5年で達成することができる.
日本のバスケットボール界に、優れた若者コーチがどんどん育つためにできること、
それは、自分の小さな城に閉じこもらずに、どんどん外に出て行って、観て、聴いて、学んで、やってみて、考えて、悩んで・・・を何度も何度も繰り返すこと.
それ以外にないんだろうな.
情熱を持ち続けて「道草・寄り道・回り道」をし続けて欲しいものです.
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること
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