バスケットボール競技は
「認知課題」と「運動課題」を同時に行わなければならない
これは「デュアルタスク」状態
状況を判断するという認知課題と
身体を操作する(ボール操作を含む)という運動課題を
同時に遂行しなければならない
このデュアルタスクの能力に劣ると
「ボール操作だけ」を行ったら良い選手
「身体操作だけ」を行ったら良い選手
でも、「判断を伴った瞬間にミス」が起こる選手
ということになってしまう
ボール操作をしながら
ただボール操作だけに集中するのではなく
ボール操作しながら認知課題を与えていく
身体操作をしながら認知課題を与えていく
身体操作をしながら認知課題を与えながら別な運動課題を与えていく「マルチタスク」へ
そんな当たり前の工夫が
結局はデュアルタスクの能力をトレーニングしていくことになるんだろうな
ドリブルをつきながらテニスボールをトス・・・・
意識が身体操作を制御する段階から
意識は身体操作から離れても身体操作は制御されている段階へ
突き詰めて考えると
いつもそんな本質的な問題にたどり着く
しかし、そのことがわかっても、
そのことを「出来るようにさせる」こととの間には
おおきなギャップがあるなぁ
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
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