例えばシュート練習
決められた回数をこなすだけの練習をしていても勝負強さは身につかないなぁ
連続インにするとか、制限時間内での成功本数を決めるとか……
「やれば終わる練習」や「時間がくれば終わる練習」ではなく
「成功しなければ終わらない練習」
あるいは
「成功しなければペナルティーがある練習」
にして圧力をかける
結果だけを問うのは問題があるし
ハードルが高すぎるのも問題がある
それでも技術練習ならば
経過を大切にしながらも結果にこだわるこの方向でいいんだと思う
ところが戦術練習
特に「攻撃」練習
当然回数を決めて練習するだけではほぼ意味がないし
ターンオーバーやシュートミスが起こっても
規定の時間や回数がくれば終わりという設定では
試合中に勝負の圧力がかかったときに当然ボロが出る
じゃあ
「攻撃側の成功」を終わりの条件にするとどうなるか?
当然
「練習を終わるために防御側が無意識に手加減する練習」
になるんだよなぁ
最初は厳しく守っている防御も
次第に厳しく守っているふりをしながらも攻撃の成功を期待するようになる
練習が早く終わって欲しいから
これは「防御」練習でも同じことだな
よしできた! 今日の練習は成果があった!
ってコーチが思っても
実は反対側がうまくいくように手加減してるってことが本当はいっぱいあるんだろうな
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
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