その中で色んなことを準備する
相手もあることだし
メンバー構成も変わっていくなかで
上手くいくこともあれば上手くいかないこともある
しかしどんな年であっても必ず最後の試合が訪れるということだけは確かなこと
早いか遅いかの違いがあるだけ
卒業がある学生スポーツに「このメンバーでもう一度挑戦したい」はあり得ない
必ず終わりが訪れる
突然あっけなく訪れることもあれば
本当に狙っていった先に訪れることもある
4年生にとっとは
1年間のチームづくりの結果としての最終試合というだけではなく
4年間の大学生活をかけて打ち込んだ競技スポーツの最終試合という意味合いが加わる
卒業と同時に競技スポーツから引退する学生にとっては
小学校からずっと続けてきた競技スポーツの最終試合という大きな意味も加わる
それは
本人にとっての終わりであるだけでなく
小さい頃からずっと応援に駆けつけ見守ってくれた親御さんにとっての終わりでもある
そんな最終試合をどんなかたちで迎えるか
勝ち負けは必ずつく
納得のいく勝ちもあれば
納得のいく負けもある
なり得る最高の自分になる為の努力を自分はやりきったと思えることからくる心の平静さ
John Woodenは成功の定義をこう語る
勝利と成功は「≠」である
どう終われたかは
自分以外の誰かが評価するものではない
自分自身の心が決めるもの
終わった後にどんな心の状態が訪れるかはわからない
それでも終わった時の心の状態はその後の人生に少なからず大きな影響を与える
学生 同士の関係性にも
コーチングスタッフとの関係性にも
自分の4年間が自分にとってかけた時間に見合うものであったかどうか
その問いに答えを出すのは自分自身