2014/10/13

心の平静さを探して

大学スポーツは1年かけてチームづくりが進む
その中で色んなことを準備する

相手もあることだし
メンバー構成も変わっていくなかで
上手くいくこともあれば
上手くいかないこともある

しかしどんな年であっても必ず最後の試合が訪れるということだけは確かなこと
早いか遅いかの違いがあるだけ
卒業がある学生スポーツに「このメンバーでもう一度挑戦したい」はあり得ない
必ず終わりが訪れる
突然あっけなく訪れることもあれば
本当に狙っていった先に訪れることもある

4年生にとっとは
1年間のチームづくりの結果としての最終試合というだけではなく
4年間の大学生活をかけて打ち込んだ競技スポーツの最終試合という意味合いが加わる
卒業と同時に競技スポーツから引退する学生にとっては
小学校からずっと続けてきた競技スポーツの最終試合という大きな意味も加わる

それは
本人にとっての終わりであるだけでなく
小さい頃からずっと応援に駆けつけ見守ってくれた親御さんにとっての終わりでもある

そんな最終試合をどんなかたちで迎えるか

勝ち負けは必ずつく
納得のいく勝ちもあれば
納得のいく負けもある

なり得る最高の自分になる為の努力を自分はやりきったと思えることからくる心の平静さ
John Woodenは成功の定義をこう語る
勝利と成功は「≠」である

どう終われたかは
自分以外の誰かが評価するものではない
自分自身の心が決めるもの

終わった後にどんな心の状態が訪れるかはわからない
それでも終わった時の心の状態はその後の人生に少なからず大きな影響を与える
学生 同士の関係性にも
コーチングスタッフとの関係性にも

自分の4年間が自分にとってかけた時間に見合うものであったかどうか
その問いに答えを出すのは自分自身

目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...