人生訓②
仕事をしていると様々な「問題」が発生する
コーチングにおける問題とは「目標と現状の差」という定義なので
問題とは「目標を明確に設定」し「現状を正確に評価」した時に「眼前に立ち現れるもの」と表現される
したがって
問題とは目に見えるものではなく逆に目には見えない認識するものだし
目標だけを見ていても
現状だけを見ていても
問題は認識できないということになる
しかし一般社会において仕事上発生する問題とは「うまくいってない障害物」的な捉え方が多いのだろう
そしてその障害物は目に見える
だから「問題」を「解決」しようとすると無意識的に「障害物を取り除く」という思考になることが多い
そういう時はいつも個人的に「??」「どうしてそうなるんだ?」と自問することになる…
それは
その「障害物を取り除く」ことによって
目標(出すべき成果、あるべき姿)に近づくのか?
その「障害物を取り除く」目的は?
という問いを立てた時に「否」とか「??」となることが多いから
確かにその解決策で目の前に現れている障害物としての問題は解決(除去?)できるかもしれないけど
それによって出現する未来は本当に実現したい未来なのか?
って常に問い続けないと
「今目の前にある障害物を取り除く」という成果は出せても
気がついたら「障害物は無くなったけど目指す目標には全く近づいてない」とか「目指す目標とは反対方向へ進んでいる」的なことになる危険性をかなりの確率で孕んでいる
解決策はあくまでも「手段」であり
「問題がなくなること」よりも「何を達成したいのかという目標やその先の目的」の方をいつも優先したい
目標と現状の差を埋めることによって
その先の目的に向かって進んでいけるような志向でいたいと思う
コーチングにおける問題解決を学んだことに加えて
20代の時に「ブレイクスルー思考」という書籍に出会い
その中に「目的展開」という考え方が紹介されていたことも
自分の思考の型を形成するのに役立った
何か目の前の問題を解決しようとした時に
すぐにその問題解決に取り組むのではなく
その目的は?
その目的は?
と問い続け
より大きな目的を確認(目的展開)していけば
今目の前にある問題を直接扱うよりも
より良い解決方法が現れる可能性があるというもの
場合によっては別な解決方法を選択することによって目の前の問題(障害物)が消えてなくなるということもあるという考え方は20代の自分にとって極めて大きな影響を与えた
これからも日々様々な問題に出会うだろう
そんな時は
「目標と現状の差」として認識できる目に見えない問題なのか?
それとも「障害物」として立ちはだかる目の前に見える問題なのか?
その問題を解決する目的は? さらに上位の目的は?
などの問いを立てていくくとは続けていきたいと思う
それが生きづらさや混乱を生むとしても
だ
ピラミッドの図は以下より転載
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