人生訓②
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
コーチングをしていく上でもとても大事な考え方だと思う
コーチングする自分自身にとっても
プレイヤーにとっても
inputしてもinputしても
「もっと他にinputすべきことがあるんじゃないか」
「自分が知っていることの他にもっとよい正解があるんじゃないか」
っていう強迫観念にかられることがある
「無知の知」というソクラテスの言葉があるが
自分には知らないことがあるという自覚は人生を生きていく上でとても大事なこと
「自分はもう多くのことを知っている」
「自分はもういろんなことができるようになっている」
と思った瞬間にそこで成長が止まってしまうって現象は
経験を積めば積むほど
知識量が増えれば増えるほど
起こる可能性が高くなる
しかし
時にこの自分の外側に正解を求める志向は自己肯定感を下げてしまうことがある
競技スポーツに臨むアスリートにとって
この志向は勝負の瞬間に「自分の中にあるもの」ではなく
「自分の外にあるもの」に頼ってしまう危うさを孕んでいる
競技の場に立ったアスリートは
勝負の瞬間に他者の手助けを受けることができない
だからどんな結果になろうとも
自分自身の中にあるもので勝負と向き合うしかない
それが競技スポーツの厳しさ
今その瞬間において自分自身の中にあるものを信じ切ることができなければ
無意識のうちに
「逃げる」
「他者のアイデアで動く」ことで責任を回避する
のいずれかの方策で「可能性の中に生き続ける」選択をし
自尊心を保とうとする
inputをすることで知的理解を高め
反復することで遂行力を高め
勝負の瞬間は覚悟を決めてoutputする
どんな結果が出ようとも結果は自分が引き受ける
そして次の成長に向けてまたinputしていく
コーチングする自分自身も
プレイヤーも
そんなそんな志向がもてるように自分自身と向き合っていきたいと思う
そして
人生を生きていく上でも
教員コーチのつぶやき
人生訓② 仕事をしていると様々な「問題」が発生する コーチングにおける問題とは「目標と現状の差」という定義なので 問題とは「目標を明確に設定」し「現状を正確に評価」した時に「眼前に立ち現れるもの」と表現される したがって 問題とは目に見えるものではなく逆に目には見えない認識す...