2010/10/25

懐かしい確立論という原点

Bチームの練習を見ていて
大学時代の恩師から教わった次のようなことを懐かしく思い出した
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1つのプレイ(パスやドリブルなど)の成功する確率が80%だとすると
例えばパスが5回連続して成功する確率は0.8×5=0.327 したがって33%
1回のドリブルが成功する確率は0.8×1=0.8 したがって80%
バスケットボールは手続きが少なければ少ないほどいいんだ!
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ということはパスの成功率が90%だとしたら
5回連続する確立は0.9×5≒60%
95%だとしても0.95×5≒77%
98%でやっと0.98×5≒90%になる

「速攻はパスで!」って方法を決めることに意味はない
確かに「ドリブルよりもパスが空中を飛ぶ方が速い」ことは事実
だから、縦にボールを一気に運ぶならドリブルよりもパスの方が速い
しかし、パスが長くなればなるほどディフェンダーにインターセプトされる危険やミスの確立が高くなる
ディフェンダーの帰陣するコート中央部分へパスを送ることも危険性をはらんでいる

だから、大切なのは「できるだけ正確に、できるだけ早く攻撃できる場所にボールを運ぶ」という目的を達成するにはどうしたらいいか? を考えること

形でやったって相手にボールを渡してしまうターンオーバーが増えるなら意味がない

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