2010/10/24

チーム全員が同じ絵を描くために

リーグ戦が終わり、インカレへ向けて
心、身体、技術、戦術、いろんなものが足し算されていく

その時に、練習をしながら一人ひとりが
今、何が足されているのか?、何を変えていっているのか?、目標とする状態は?、これまでとの整合性は?
などをキチンと整理することが大切

特にチームの戦術に関わる部分については
一人ひとりの感覚に任せるだけでなく、キーワードで整理して目標を合わせる必要がある

インカレはリーグ戦と違ってトーナメント戦だから負けたらシーズンがそこで終わる
4年生は次の日から練習が無くなり体育館に向かう必要が無くなる
10年以上続けてきた生活が突然終わる

そんな最後の緊張する場面でも、チームが一つになって人とボールを動かし続けるには
どんな工夫が必要か
ボールマンとスクリナーとユーザーと・・・みんなが同じ考えで動き続けるには
どんな工夫が必要か

感覚だけでやっていたら
プレッシャーのない練習の場面でどんなに動けていても
最後の場面で必ず足が止まる
そして人任せになる
それがインカレの怖さ

上級生が主になって、チーム全員が同じ絵を描けるようにチームを高めて欲しい
そして、笑って泣いて学生バスケットボールの終わりを迎えて欲しいと願う

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