2010/10/12

NOとYES

指導中に、つい『NO』を繰り返し出してしまう
一つ一つのプレーが原則に則ってないからどうしても『NO』が出る
原則に則っていないプレーに『YES』は出せない
『あなたの指導はNOの指導』とかつて卒業生に言われたこともある


でも、それは最終的な『YES』を生み出したいから


ただし、私の出す『YES』は
『私の言う通りに動くこと』ではない
『原則に則って自ら動くこと』だ
そうしない限り『フリーランス』なんて成立しない


だから
『原則に則ってさえいれば、その範囲の中で何を選択してもYES』になる
大切なことは『自分自身で状況を判断し、決断し、仲間と協力しながらプレーを生み出していくこと、共創だ』『自分勝手に自分の考えだけで動くこととは違う』


私は、『私が考える正解』なんて期待していない
そんなことを期待したら『私がいなかったら何もできないプレーヤー』が大量生産されてしまう


期待するのは『原則の枠内で、自分で考えた正解を自信をもってプレーすること』
『刻々と変化する状況の中で、自分で決断して、自信をもって動くことができるプレーヤー』『私のアイデアを簡単に裏切ってもっと良いアイデアで動くことができるプレーヤー』『その中で、個人技を積極的に発揮して攻撃するプレーヤー』に育って欲しいと願う


プレーの良否は、私ではなく、『場面』が判断してくれるもの

1 件のコメント:

  1. ご無沙汰です.

    同じ現象は弱小高校の部活動では特に顕著ですね.
    褒めてあげたいけど,YESを出せるような最低限のプレイを見せてくれないとなかなか.

    後半の『原則に則ってさえいれば、その範囲の中で何を選択してもYES』についても同感というか,常に強調して言ってます.
    同じ考えを持ってる人の話は力になります.

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