試合中には、うまくいかないケースがたくさん発生する
その時に
1)「準備したことが、正確にできていないからうまくいかないケース」と
2)「準備したことに、相手がadjustしているからうまくいかないケース」
をきちんと区別することが大切なんだと思う
1)のケースなら練習を思い出し、問題点を確認しながら正確にプレーすることを心がければ状況は必ず好転していくはず
しかし2)のケースにもかかわらず自分たちがやってきたことをただ一所懸命にトライするだけでは、「同じ事を何回繰り返しても同じ結果が大量生産されるだけ」という悪循環に陥ることになる
相手の「グー」に対して「パー」を出せば
相手だって次は「グー」から「チョキ」に変えてくる
だからこっちも「パー」から「グー」へ変えなければ
じゃんけんは永遠に負け続けるのと同じ原理
「アジャスト(adjust)」という言葉があるが
バスケットボールの試合では、互いにadjustしあいながら40分を戦い抜く
コートで戦っているプレーヤーに、1)と2)を冷静に判断し、ゲームを戦いながらadjustできるクレバーさが欲しい
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
「問題」の捉え方が2つあるから確認しなきゃいかんな
人生訓② 仕事をしていると様々な「問題」が発生する コーチングにおける問題とは「目標と現状の差」という定義なので 問題とは「目標を明確に設定」し「現状を正確に評価」した時に「眼前に立ち現れるもの」と表現される したがって 問題とは目に見えるものではなく逆に目には見えない認識す...
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試合期にはいつも見直すメモ 試合後の反省もあって少しずつバージョンアップしてきたもの このあいだ応援に駆けつけてくれた卒業生と試合前に見ていたこのメモの話になり 「それください!」って言われたのでアップしてみました コーチによって試合への臨み方はひとそれぞれ...
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結果管理では「どうなったか?」が問われる。 成功か? 失敗か? 経過管理では「何をしたか?」が問われる。 何をやったか? 何をやらなかったか? 失敗しない最大の方法は「何もしないこと」。 成功する最大の方法は「結果がでるまでやめないこと」。 スポーツでは結...
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