2010/10/31

adjust の戦い

試合中には、うまくいかないケースがたくさん発生する
その時に
1)「準備したことが、正確にできていないからうまくいかないケース」と
2)「準備したことに、相手がadjustしているからうまくいかないケース」
をきちんと区別することが大切なんだと思う

1)のケースなら練習を思い出し、問題点を確認しながら正確にプレーすることを心がければ状況は必ず好転していくはず

しかし2)のケースにもかかわらず自分たちがやってきたことをただ一所懸命にトライするだけでは、「同じ事を何回繰り返しても同じ結果が大量生産されるだけ」という悪循環に陥ることになる

相手の「グー」に対して「パー」を出せば
相手だって次は「グー」から「チョキ」に変えてくる
だからこっちも「パー」から「グー」へ変えなければ
じゃんけんは永遠に負け続けるのと同じ原理

「アジャスト(adjust)」という言葉があるが
バスケットボールの試合では、互いにadjustしあいながら40分を戦い抜く

コートで戦っているプレーヤーに、1)と2)を冷静に判断し、ゲームを戦いながらadjustできるクレバーさが欲しい

0 件のコメント:

コメントを投稿

バスケットボールを安全にプレイできる環境を求めて

  バスケットボールに関わる全ての皆様にどうしても考えていただきたいことがありこの投稿をしています 女子の大学カテゴリーですが1990年代からずっと現場で指導する教員コーチとしてどうしても考えていただきたいことです それは「強度(intensity)」についてです 歴史的にバスケ...