2012/03/15

実況中継

1対1、2対2、3対3の練習をする。
順番を待っているプレーヤーに「実況中継」をさせる。
「vカット→前向きそと足→オープンへジャブ→クロスオーバードライブ→レイアップ」
「ロック→ジャンプストップ→オープンへジャブ→エクスプロージョン→レイバック」
などなど・・・

今、目の前でプレーヤーはどんな技術を使ったのか? それを時間軸に沿って言葉にしていく。そうすると、ニックネームがきちんとついている技術を正確にプレーできている時は、基本的にショットまで持ち込める。なんだかわかんないような動きをしている時は、ミスになるか中途半端な結果に終わることが多い。バスケットボールの歴史は100年を超えているから、たいがいの動きにはニックネームがついている。それでも、ニックネームはついていないけど成功するような動きもあったりする。「だったら今のに名前を付けよう」ということになる。

プレーをただ漠然と見るのではなく、「技術」に着目して観察できるプレーヤーになって欲しいと願っている。そうすれば、いろんなゲームを見ながら技を盗む目も育つと思う。また、上手く行かなかった原因を、きちんの見抜いて修正できるプレーヤーになって欲しいとも思っている。「使った技術が状況に合っていなかったのか?」「使った技術の精度が低かったのか?」・・・とにかく感じたり考えたりして欲しい。

育てたいのは「自分で工夫しながら上手くなっていける自立したプレーヤー」。

0 件のコメント:

コメントを投稿

バスケットボールを安全にプレイできる環境を求めて

  バスケットボールに関わる全ての皆様にどうしても考えていただきたいことがありこの投稿をしています 女子の大学カテゴリーですが1990年代からずっと現場で指導する教員コーチとしてどうしても考えていただきたいことです それは「強度(intensity)」についてです 歴史的にバスケ...