①井戸掘りて、あと三寸で出る水を 掘らぬにやめる 人の儚さ
②同じことを繰り返して、今までと違う結果を期待するのは狂気の沙汰
原典:Insanity: doing the same thing over and over again and expecting different results.”--Einstein
①は続けろと言っている
②は変えろと言っている
①と②は正反対のことを言ってるようで、実は物事の表裏なのかも知れないなぁ…
結果が出るまで継続する力と
結果が出ない原因を探して工夫する力の
両方が必要なんだろうな
両方甘いな
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
2014/05/31
2014/05/26
思い込み
ガードからフォワードへのエントリーパスが上手く入らずに何度もスティールされるっていうあまりにも初心者過ぎる問題が解決できずに…スティールからレイアップ…
ミスしたガードをなじる…
「パスが弱いからかなぁ…」
「モーションが大きいからかなぁ…」
「視線が悪いからかなぁ…」
「なんでなんだろう」って改めてビデオ映像見直すと「??」
なんとバックコートからパスを何回も出してる
当然フォワードとの距離が長くなりすぎてる
どんなにいいタイミングでパス出しても女の子の投げるボールが届く頃にはディフェンスも到着して…当然の結果
「エントリーパスはフロントコートに入ってから投げるもんだ」ってあまりにも当たり前に思ってるから当然そうしてるもんだと思ってた
リバウンドからアウトレットを受けた後に速攻で先行するプレイヤーにパスを出すのと同じような感覚で平気でバックコートから投げてた…
まさかそんなところに問題があるなんて思ってもいないから
目の前で何度も何度も起こってる現実が見えていなかったんだろうか
あるべき姿をきちんと持ってて
目の前の現象のありのままを
ありのまま見ることが出来たら
もっともっと「簡単な問題」が転がってるんだろうな
きっと
ミスしたガードをなじる…
「パスが弱いからかなぁ…」
「モーションが大きいからかなぁ…」
「視線が悪いからかなぁ…」
「なんでなんだろう」って改めてビデオ映像見直すと「??」
なんとバックコートからパスを何回も出してる
当然フォワードとの距離が長くなりすぎてる
どんなにいいタイミングでパス出しても女の子の投げるボールが届く頃にはディフェンスも到着して…当然の結果
「エントリーパスはフロントコートに入ってから投げるもんだ」ってあまりにも当たり前に思ってるから当然そうしてるもんだと思ってた
リバウンドからアウトレットを受けた後に速攻で先行するプレイヤーにパスを出すのと同じような感覚で平気でバックコートから投げてた…
まさかそんなところに問題があるなんて思ってもいないから
目の前で何度も何度も起こってる現実が見えていなかったんだろうか
あるべき姿をきちんと持ってて
目の前の現象のありのままを
ありのまま見ることが出来たら
もっともっと「簡単な問題」が転がってるんだろうな
きっと
2014/05/18
「想いの平等」と「機会の不平等」
準備期はチーム全員が同じトレーニング量をこなしながら「機会均等」の中で一人一人が伸びていく時期。
ところが試合期に入るとどうしてもスタートで試合に出るメンバー、控えで試合に出るメンバー、なかなか出場機会がまわってこないメンバー間で、色んな「機会不平等」が生まれる。高校までは常にチームの中心として試合に出場していたプレイヤーが、なかなか試合に出れないという「初めての経験」に悩む現実も多い。そんな中で「どうせ自分は…」とか「自分は3列目だから…」などの気持ちが生まれると、結果的にチーム内での戦い合いがなくなり、全体のレベルも下がっていく。
監督として「全員に出場機会を…」という「想いの平等」はあっても、現実には200分という「出場時間の分配は不平等」にならざるをえない。
大学スポーツで学ぶものは「成功」だけではない。「失敗」や「停滞」や「迷い」の中で、「今、ここ」を大切に、挑戦を続けて欲しいと願う。
ところが試合期に入るとどうしてもスタートで試合に出るメンバー、控えで試合に出るメンバー、なかなか出場機会がまわってこないメンバー間で、色んな「機会不平等」が生まれる。高校までは常にチームの中心として試合に出場していたプレイヤーが、なかなか試合に出れないという「初めての経験」に悩む現実も多い。そんな中で「どうせ自分は…」とか「自分は3列目だから…」などの気持ちが生まれると、結果的にチーム内での戦い合いがなくなり、全体のレベルも下がっていく。
監督として「全員に出場機会を…」という「想いの平等」はあっても、現実には200分という「出場時間の分配は不平等」にならざるをえない。
大学スポーツで学ぶものは「成功」だけではない。「失敗」や「停滞」や「迷い」の中で、「今、ここ」を大切に、挑戦を続けて欲しいと願う。
2014/05/17
花を奇麗に咲かせる方法
花を奇麗に咲かせようと思うと
ついつい水を遣り過ぎてしまう
そうすると花の根は腐り
結果的に花は咲かずに枯れてしまう
「花を奇麗に咲かせる最も良い方法は死ぬ思いをさせること」
10年前に聴いた花屋のおやじの言葉の中にコーチングの本質があるのかもな
ついつい水を遣り過ぎてしまう
そうすると花の根は腐り
結果的に花は咲かずに枯れてしまう
「花を奇麗に咲かせる最も良い方法は死ぬ思いをさせること」
10年前に聴いた花屋のおやじの言葉の中にコーチングの本質があるのかもな
2014/05/16
ラーメンライスと幕の内弁当
ラーメンライスは美味しい(^o^)ノ
ラーメンとチャーハンのセットもありだな(*^^*)
でも毎日食べたら炭水化物ばっかりで栄養バランスが崩れる(>.<)y-~
幕の内弁当も美味しい(^o^)ノ
これなら毎日食べても栄養バランスは崩れないかな(*^^*)
バスケットボールの練習も
幕の内弁当みたいに必要な要素が量は少なくても毎日色々入っているのがいいな
たまにはラーメンライスみたいに一点集中強化があってもいいけど
そればっかりやってると結局逆に色んなことが抜け落ちてしまう
バスケットボールって要素がいっぱいありすぎて複雑怪奇
それを「経験と勘と科学的思考」でシンプルにしていき
最低限度の要素だけど色々応用が利くような形で取り出せるコーチが優れたコーチなんだろうな
緻密に緻密に考え抜いた先にあるシンプルさ
そんな境地に達することができたらいいな!
2014/05/15
寄り添う支援
「支援」を英語で表現すると「support」になる
「support」を辞書で調べると、「後押しする、下支えする」などが出てくる
ということは、支援される側と支援する側の位置関係は支援される側が「上」で支援する側が「下」になるなぁ…
ここでいう「上」とか「下」とかいう関係は、命令系統や指揮系統の上下や、偉いとか偉くないとかいう地位や役職上の上下のことを表しているわけではなく、「縁の下の力持ち」の意味での「下」
だから
「支援したい」はあっても「支援してやる」はないし
「支援してもらいたい」はあっても「支援させてやる」はない
「支援するためにで出かけて行く」はあっても「支援して欲しかったら来い」はない
そんな風に思う
「支援したい」と「支援してもらいたい」とが出会うと
本当に必要な「寄り添う」支援が生まれるんだろうな
コーチングも支援
「support」を辞書で調べると、「後押しする、下支えする」などが出てくる
ということは、支援される側と支援する側の位置関係は支援される側が「上」で支援する側が「下」になるなぁ…
ここでいう「上」とか「下」とかいう関係は、命令系統や指揮系統の上下や、偉いとか偉くないとかいう地位や役職上の上下のことを表しているわけではなく、「縁の下の力持ち」の意味での「下」
だから
「支援したい」はあっても「支援してやる」はないし
「支援してもらいたい」はあっても「支援させてやる」はない
「支援するためにで出かけて行く」はあっても「支援して欲しかったら来い」はない
そんな風に思う
「支援したい」と「支援してもらいたい」とが出会うと
本当に必要な「寄り添う」支援が生まれるんだろうな
コーチングも支援
2014/05/11
2014/05/09
Youtubeの映像から
ドリブリング
クリスポールに学ぶフットワークhttps://www.youtube.com/watch?v=HMNtDzB_JHk
Dribbling is Footwork mikeleebasketball https://www.youtube.com/user/mikeleebasketball
Episode 1 Push dribble https://www.youtube.com/watch?v=aBJhX9LLucU 5:27
Episode 2 Inside outhttps://www.youtube.com/watch?v=hMTDWGtFzUQ 4:46
Episode 3 Reaction crossover https://www.youtube.com/watch?v=2zdpGKD4RMA
Episode 4 Set up crossover https://www.youtube.com/watch?v=XhUBrbUqTA4
Episode 5 Inside out crossover https://www.youtube.com/watch?v=G9aMQDxnEQ8
Episode 6 Between the legs https://www.youtube.com/watch?v=Cp4egwG1szU
Episode 7 Behind the back https://www.youtube.com/watch?v=p0QA0jcN9ck
Episode 8 Dribble jab https://www.youtube.com/watch?v=482QKQpQek8
Episode 9 Dribble jab https://www.youtube.com/watch?v=Cwph3yaohRY
Stephen Curry
Pull back→crossover https://www.youtube.com/watch?v=eGGEAhSFFB0&list=WLF_jgYzhrd4uV7hUS3rIqQQ&index=2
クロスオーバー
Top 10 Crossovers of the 2013 Playoffs https://www.youtube.com/watch?v=_XrRQLk4nqc
Top 10 NBA Crossovers of 2013! https://www.youtube.com/watch?v=BQqpw8B21_M
スクープショット
Becky Hammon’s Scoop shot https://www.youtube.com/watch?v=6iLznr5h56c
Crawford & Wallace’s crazy scoop shots https://www.youtube.com/watch?v=THDB5iVWc04
Crawford & Wallace’s crazy scoop shots https://www.youtube.com/watch?v=THDB5iVWc04
John Wall's spin and scoop shot https://www.youtube.com/watch?v=2fd8aTZmb7k
Jamal Crawford's pump-fake scoop shot! https://www.youtube.com/watch?v=2osJZCvi3LY
フローター
How to Do a Tear Drop https://www.youtube.com/watch?v=8eKwI45Xcjk
Secrets to the Floater https://www.youtube.com/watch?v=_LGKqZVQvzw
Floater Tutorial | Runner Teardrop Shot Smaller Playershttps://www.youtube.com/watch?v=2mxDtmQiNjg
Who has the best floater in the NBA? https://www.youtube.com/watch?v=kqdOPAlI4iM
Holiday & Parker's Scoop Shot Exchange! https://www.youtube.com/watch?v=DYEibPrlcE8
How to Shoot a Floater via Raymond Felton https://www.youtube.com/watch?v=saeliBUtgm8
ドリブルアタック
Ganon Baker basketball: 23 NBA Moves to Destroy Your Defender
part 1: http://www.youtube.com/watch?v=ZOW5uUNemDQ
part 2: http://www.youtube.com/watch?v=2clNWnLnFPU
Iverson Killer Xhttp://www.youtube.com/watch?v=UFfririeuGM
slow→quick crossover
→behind (両足系)(Two seconds, or two dribbles)
Tony Parker combohttp://www.youtube.com/watch?v=Qy-hO_gbtn8
behind(両足系)→crossover
→crossover again(change the speed of your crossover dribble)
Chris Paul Inside outhttp://www.youtube.com/watch?v=4usEqrwTpaI
inside out→ginovili
→crossover or behind
Derrick Rose Killer Crossoverhttp://www.youtube.com/watch?v=hg24xE3uYng
leg through→behind
→crossover
Dirk Nowizki Step backhttp://www.youtube.com/watch?v=1OzaHkkk6FA
crossover→leg through stepback→jumper
→crossover or open
Deron Williams Spin series intro
inside out→spin(外足で踏み込んで、打ち足をすっと当ててスピンへ)
http://www.youtube.com/watch?v=zipYIERyFr8
leg through crossover→spin
http://www.youtube.com/watch?v=HbM0J4ru-Pk
spin→pull back(retreat)→crossover
rhttp://www.youtube.com/watch?v=swOk_r0HbCA
Grayson Boucher Stutter
leg through(前通し)→leg through(後ろ通し)クイックで
part 1: http://www.youtube.com/watch?v=ZOW5uUNemDQ
part 2: http://www.youtube.com/watch?v=2clNWnLnFPU
Iverson Killer Xhttp://www.youtube.com/watch?v=UFfririeuGM
slow→quick crossover
→behind (両足系)(Two seconds, or two dribbles)
Tony Parker combohttp://www.youtube.com/watch?v=Qy-hO_gbtn8
behind(両足系)→crossover
→crossover again(change the speed of your crossover dribble)
Chris Paul Inside outhttp://www.youtube.com/watch?v=4usEqrwTpaI
inside out→ginovili
→crossover or behind
Derrick Rose Killer Crossoverhttp://www.youtube.com/watch?v=hg24xE3uYng
leg through→behind
→crossover
Dirk Nowizki Step backhttp://www.youtube.com/watch?v=1OzaHkkk6FA
crossover→leg through stepback→jumper
→crossover or open
Deron Williams Spin series intro
inside out→spin(外足で踏み込んで、打ち足をすっと当ててスピンへ)
http://www.youtube.com/watch?v=zipYIERyFr8
leg through crossover→spin
http://www.youtube.com/watch?v=HbM0J4ru-Pk
spin→pull back(retreat)→crossover
rhttp://www.youtube.com/watch?v=swOk_r0HbCA
Grayson Boucher Stutter
leg through(前通し)→leg through(後ろ通し)クイックで
2014/05/08
2014/05/06
2014/05/05
うちのチーム
GREEN LINERSに在籍する大学生は4年間、短大生は2年間で必ず卒業していく
それは学生バスケットボールである以上不可避なこと
その間、ご家族の方々も応援に駆けつけてくれる
そんな中
学生が卒業した後もGREEN LINERSの試合に足を運んでくれるご家族がある
当然子どもはその場にいない
にもかかわらず「うちのチーム」といって声援を送ってくれる
「頑張ってください」「元気をもらえます」
学生が入れ替わりながらもGREEN LINERSは続いていく
そんな大切なチームだからこそ
もっともっと強いチームにしなきゃいかん
それは学生バスケットボールである以上不可避なこと
その間、ご家族の方々も応援に駆けつけてくれる
そんな中
学生が卒業した後もGREEN LINERSの試合に足を運んでくれるご家族がある
当然子どもはその場にいない
にもかかわらず「うちのチーム」といって声援を送ってくれる
「頑張ってください」「元気をもらえます」
学生が入れ替わりながらもGREEN LINERSは続いていく
そんな大切なチームだからこそ
もっともっと強いチームにしなきゃいかん
2014/05/04
2014/05/03
2014/05/01
振り返りの質
毎日毎日練習をする
プレイヤーであれば当然「今日の練習のポイントは……だった」って言葉にして振り返るはず
でも、ガードというポジションを担っていくプレイヤーには
「私は……する」っていう「私のポイント」の振り返りに加えて
「ボールサイド攻撃とヘルプサイド攻撃」
「アウトサイド攻撃とインサイド攻撃」
「主と副(あるいは優先順位)」
などといった攻撃を構成する概念的なポイントも言葉にして振り返り、竹のように節を作って進んで欲しいと願う
そういった一段上の階層の振り返りの積み重ねが、効果的な攻撃を演出できるポイントガードを創っていく
振り返りの質というか、振り返りの階層の違いというか、
ガードがガードらしくなるために必要な理解の仕方って何か?
是非考えて日々の練習を積み重ねて欲しいと願う
プレイヤーであれば当然「今日の練習のポイントは……だった」って言葉にして振り返るはず
でも、ガードというポジションを担っていくプレイヤーには
「私は……する」っていう「私のポイント」の振り返りに加えて
「ボールサイド攻撃とヘルプサイド攻撃」
「アウトサイド攻撃とインサイド攻撃」
「主と副(あるいは優先順位)」
などといった攻撃を構成する概念的なポイントも言葉にして振り返り、竹のように節を作って進んで欲しいと願う
そういった一段上の階層の振り返りの積み重ねが、効果的な攻撃を演出できるポイントガードを創っていく
振り返りの質というか、振り返りの階層の違いというか、
ガードがガードらしくなるために必要な理解の仕方って何か?
是非考えて日々の練習を積み重ねて欲しいと願う
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人生訓② 仕事をしていると様々な「問題」が発生する コーチングにおける問題とは「目標と現状の差」という定義なので 問題とは「目標を明確に設定」し「現状を正確に評価」した時に「眼前に立ち現れるもの」と表現される したがって 問題とは目に見えるものではなく逆に目には見えない認識す...
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試合期にはいつも見直すメモ 試合後の反省もあって少しずつバージョンアップしてきたもの このあいだ応援に駆けつけてくれた卒業生と試合前に見ていたこのメモの話になり 「それください!」って言われたのでアップしてみました コーチによって試合への臨み方はひとそれぞれ...
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結果管理では「どうなったか?」が問われる。 成功か? 失敗か? 経過管理では「何をしたか?」が問われる。 何をやったか? 何をやらなかったか? 失敗しない最大の方法は「何もしないこと」。 成功する最大の方法は「結果がでるまでやめないこと」。 スポーツでは結...