バスケットボールは人と人とが集団で戦う競技
自分たちだけでなく相手も一生懸命策を練って戦いあう
だからゲームの中ではしばしば混乱が発生する
今日の練習は混乱の極み
意図的に混乱を生み出した感もある
「ということは原則はこうだ」と考えたり
「ということはこの場面はこうしたらいい」と考えたり
することが要求された
具体的・個別的な場面を理論や原則として一般化・普遍化する帰納的な思考回路
理論や原則を個々の具体的・個別的な場面に適用する演繹的な思考回路
言葉で表現すると難しいことかもしれないけれども
この両方の思考が瞬時にできないとバスケットボールでは活躍できない
今日の練習では
混乱の中でも帰納と演繹の思考回路が働くプレーヤーと
まったく思考停止に陥ってしまうプレーヤーとに分かれた
互いのチーム力が上がれば上がるほどスカウティングが進むので
ゲームは自分たちが思ったようには、準備したようには進まなくなり混沌とした「どろどろの地力の戦い」になる
そんなカオスの淵でも生き生きとプレーできる学生であってほしいと願う
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
「問題」の捉え方が2つあるから確認しなきゃいかんな
人生訓② 仕事をしていると様々な「問題」が発生する コーチングにおける問題とは「目標と現状の差」という定義なので 問題とは「目標を明確に設定」し「現状を正確に評価」した時に「眼前に立ち現れるもの」と表現される したがって 問題とは目に見えるものではなく逆に目には見えない認識す...
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