2010/09/10

麻雀の手作りと人間力

麻雀やドンジャラでは、配られた手配を眺めて、この回にどんな手作りができるかを考える

「この牌を集めよう」とか「この牌はいらないなあ」とか
場合によっては「この牌は相手が集めているから私は違うので行こう」とか
「今回は高目の手ができそう」とか「今回はあがるだけでいいや」とか

いろんな作戦を考えながら、牌を引いては手を作り、不要な牌を捨てていく
予定通りの手を作り上げることができることもあれば
予定とはまったく違う手に行き着くこともある
敵の手によっては、自分の思い通りの手が作れない時もある
逆にこちらの手によって、相手の手作りを狂わせる時もある

バスケットボールのプレーヤーが成長して試合で活躍していく戦略も麻雀やドンジャラと同じだと思う

配られた手牌はすなわち自分に今ある技術や体力
引いてきたい牌は自分に今ない技術や体力
あがりを目指す手は自分がそのチームで試合に出れるプレーヤー像

ライバル達にもそれぞれ自分の手牌がある
だから
自分の手持ちのどの牌を活かし
どの牌を引いてきて
どんな手作りを目指すのか

その方針が立たない限り
その回はただ参加しているだけになってしまう
ゲームに勝つこともできない

麻雀をするとその人の人間性がよく表れる
とにかく強気で自分の手作りを進める人
相手に振り込むのを怖がって自分の手作りをすぐに諦める人
勝てそうな手牌の時に確実にあがって残りは無難に逃げる人
バスケットボールにも同じように人間性がよく表れる
とにかく強気で自分の持ち味を発揮する人
怒られるのを怖がって自分の持ち味を出せずにすぐに諦める人
自分の得意なプレーは確実に発揮しながら弱みは見せずにクリアする人

だから何をするにも人間力が大切になる

0 件のコメント:

コメントを投稿

目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...