目の前に現象が現れる前に「そうなる未来」が見えてプレイしているプレイヤーと
目の前に現象が現れてから「今に反応して」プレイするプレイヤーが戦えば
勝敗は戦う前から明らか
知らない街を自転車で走ると
その角を曲がった先に何があるか……なんて
曲がってみなけりゃわからない
でも
知ってる街ならその角の先に何があるか……なんて
曲がる前から頭の中にある
だから
「危ない」場所も「安全な」場所も「楽しみな」場所も
「見る前からわかってる」
バスケットボールの読みって
そんな街を自転車で走り回ってるのとよく似てると思う
頭の中に街の地図を作るには
とにかく街を走り回っていろんな場所を見て周る根気の要る方法もあれば
最初に地図を買って街の全体像を俯瞰してから確認するように街を走り回る効率的な方法もある
知らない街を走り周るドキドキ・ワクワク感も
それが旅(たび)なら楽しみの一つになるけれど
それがバスケットボールなら話は別
旅を楽しむようにバスケットボールをプレイする
目の前に現れた現実に反射神経してるだけの「いきあたりばったり」のプレイヤーが
ハイスピード&ハードコンタクト化する近代バスケットボールにおいて
地図を持って未来を既に知っているプレイヤーに対して「先手」が取れるとは思わない
だから
日々の練習でプレイの地図を頭の中につくって土地勘を磨かかなきゃ
いつまでたっても試合が旅になってしまう
バスケットボールは習慣のスポーツ
ゲームでは「いつも通り」のことしかできない
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