最近の「のぞみ(N700系)」は速いし広いし静かだし
おまけにNETにも接続できて・・・とっても快適
帰りの車中で報告書も出来上がりメールに添付して仕事終了
バスケットボールを指導していると二つの問題にぶち当たる
一つ目は「方向性」の違い
二つ目は「水準」の違い
監督が実現したいこと
チームとしてやりたいこと
その方向性と個々のプレーヤーの方向性が合っていないと
どんなに頑張っても成果は出ない
東京に行きたいのに博多行きに乗ってるようなもの
方向性があっていても
要求する水準
通用する水準
を越えていないと
本人が頑張っているつもりでも成果は出ない
6mのバーをクリアしなければならない棒高跳びの選手が
4mをどんなに奇麗に優雅に飛び越えても試合には勝てないのと同じ
新幹線の中でハンドボール部の監督と話をしていて
実は三つ目の「速度感」の違いも大きな問題なんだなぁって気がついた
コーチは新幹線に乗ってあっという間に目的地まで行きたいんだけど
プレーヤーは鈍行列車のごとき速度でゆっくりと各駅停車で進んでいく現実
方向性が合っていれば
あとは時間さへかければいつか目的地にたどり着く(はず)
その鈍行列車に学生と一緒に乗り込み
いつか必ずたどり着くと信じて目的地まで一緒に旅をする
そんな忍耐力がコーチには必要なのかもしれない
夜行寝台列車は不採算でどんどん廃止になっているけれども
コーチングは今も昔も変わらず鈍行列車の旅なのかもしれない
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