先日籠究塾のクリニックでワンハンドシュートの指導を行った。
日本の女子バスケットボール界でもワンハンドシュートが常識になる時が来て欲しいと願っている。
今年のチームのkey wardに4年生は「挑戦」の二文字を選んだ。
この「挑戦」という文字には、日女体監督時代に須永博士先生から頂いた「挑戦」パネルを歴代キャプテンに引き継がせた歴史もあり、今は武庫女を率いている自分であるが「初心」を思い出させてくれるとても大切な意味がこもっている。
だったら、改めてコーチとしてワンハンドシュートの指導に挑戦してみようと思った。
将来の指導者を目指す学生にとって、正しい動きを学習する事は大切な事。
しかし、バスケットボールに出会った子供達が新しく動きを覚えるのとはわけが違い、10年間体にしみ込んだプログラムを書き換えることが容易な事でないことは百も承知。
それでも挑戦してみる価値はある。
正しい動きのメカニズムを全員で確認した。
動きのカンのいい学生はすぐに「意識すればできる」段階に進む。
「意識しなくてもできる」段階に進むためにはおそらく万の単位の打ち込みが必要になる。
「試合で使える」段階に進むためにはその何十倍もの打ち込みが必要になる。
お互いに覚悟が必要になる。
でも、石の上にも3年。
この挑戦が3年続いたとき、新しい結果が積み重なっていると信じて。
打ち込もう。
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
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