2012/01/22

卒業論文というハードル

本学には,必修科目としての「卒業論文」がある.
1月27日金曜日の13:00が提出〆切.

作成まで2年間の猶予があるにもかかわらず,いつも最後の1週間で追い込みが起こる.
ゼミ生全員が運動部で頑張っていた学生なので,競技引退まではなかなか手につかないのが現実.その結果,いつもはガランとしている研究室が,オープンフロアの机やらマイパソコンを持ち込んだりして定員オーバー状態になっている.

卒業論文として,何に取り組んだのか,何が明らかになったのか,何が課題として残ったのかはさておいて,卒業論文というハードルを跳び越えることによって,ものの考え方,取り組み方を学んで欲しいと願う.

これから社会人として世の中に出ると,ありとあらゆる問題に出くわす.簡単な問題から対処不可能に思える問題まで,そのランクは様々.そんな世の中で,そのわけのわからない問題群を適切に解決していける人材になっていって欲しいと願う.

あと,4日.研究室は定員オーバー状態なんだろう.

0 件のコメント:

コメントを投稿

目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...