2011/09/20

見直し

今リーグを苦しめている怪我の続出。
原因を探して根本から見直さなければ同じことは何度でも起こる。

だから、体操から見直し。
やはり、下級生はきちんと身体を操作できていない。
また、身体の操作能力とプレーとの関係、身体の操作能力と怪我との関係についてもよく理解できていない。ただ、先輩を見よう見まねしているだけ。

バスケットボールを始めてから、
相手より「強く!」「早く!」「速く!」をずっと要求されてきたプレーヤー。
「入れろ!」「破れ!」「守れ!」という結果をずっと要求されてきたプレーヤー。

その結果は、身体の操作に無意識なプレーヤーを生んでいる。
身体の操作に意識を向けないということは、新しい技術を身につけたり、修正したりすることも苦手ということ。
「強さ」や「早さ」や「速さ」しか見えないプレーヤーを生んでいる。
「入った」や「破れた」や「守れた」という結果しか見えないプレーヤーを生んでいる。

根本からもう一度見直し。

1 件のコメント:

  1. 運動学習の中核は新たな動感身体知の獲得にある。そのためにまず自己観察能力を高めないといけないよね。どんなスポーツも同じ。さらに、その動感を言語化する力がなければ他人に伝えることができない。
    お互いクラブは違えど、どこも同じです。
    宇宙語を話す学生をコーチや監督の言葉が理解出来るプレーヤーに育てることこそ最優先課題です。”急がば廻れ”ですね。

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