今シーズンの学生バスケットボール最後の6週間へ向けてチームが4つの柱を作った。
その中の一つが「勝ちにこだわる」
「勝ち」という結果にこだわるということ。
だとしたら、
日々の練習の中で何にこだわるのか?
どうこだわるのか?
どの水準でこだわるのか?
しかし、
練習の中で、何かにこだわっているような姿はチームから見えてこない。
昨日と同じ今日があるだけ。
こんな状態の先に「勝ち」があるとは思えない。
また、「なんとなくうまく行く時はうまく行くけど、うまく行かない時もあって・・・・」の繰り返しが待っているだけ。
「今日は昨日の疲労が貯まっていて・・・」とか「今のはたまたま手が滑って・・・」とか、心の中に必ずできない理由を作っている感じ。
「今、この瞬間」にこだわりを見せない人間が、「勝ちたいって思った瞬間」だけ頑張ったって、いつもと違う状態になるだけ。余分に力が入ったり、余分に疲れたりして、決してうまく行かない。
あの第4ピリオドに踏みとどまれなかったチームが、踏みとどまれるチームに変わるためには、「絶対に・・・」とか「100%・・・」というこだわりの姿勢が絶対に必要。
口先だけで「勝ちにこだわる」なんて言うのは簡単。
それを実現させることがどれほど大変なことか。
もう一度一人一人が考え直して明日を迎えて欲しい。
8年ぶりに新しく自分達が手書きで掲げたあの旗が本当に輝きを見せる日が来ることを信じて。
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること
問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...
-
長い長い時間をかけて練習をしてきても 本当の勝負はほんの一瞬 「鍛錬千日之行 勝負一瞬之行」 かつて甲子園を湧かせた 池田高校野球部監督蔦文也氏の言葉 練習でどんなにシュートを打ち込んでも 本当の勝負の一本を決める力がなければ 勝者にはなれない 努力をする...
-
結果管理では「どうなったか?」が問われる。 成功か? 失敗か? 経過管理では「何をしたか?」が問われる。 何をやったか? 何をやらなかったか? 失敗しない最大の方法は「何もしないこと」。 成功する最大の方法は「結果がでるまでやめないこと」。 スポーツでは結...
-
試合期にはいつも見直すメモ 試合後の反省もあって少しずつバージョンアップしてきたもの このあいだ応援に駆けつけてくれた卒業生と試合前に見ていたこのメモの話になり 「それください!」って言われたのでアップしてみました コーチによって試合への臨み方はひとそれぞれ...
0 件のコメント:
コメントを投稿