バスケットボールの指導者として偉大な功績を残した吉井四郎先生。
その指導書の中に「技術は『発見』するものである」と書いてある。
先日のミニ国体の試合を見ていて、京都の少年男子(洛南のプレーヤー達)が、いとも簡単にディフェンスを破ってレイアップやジャンプショットに持ち込んでいた。
相手のディフェンスの問題もあるのだろうけれども、眺めていて、皆ある共通の動きをしているこがわかった。
試合後に、吉田先生に質問してみた。
そしたら、特別な練習があるわけではないが・・・という前置きの後、
彼らがやっている動きについて解説してもらった。
ドライブ時のボールの突き出しや、ドリブル時の肩の入れ方、最後のシュートへの持っていき方など、工夫はしていたが、今まで自分たちが取り組んでいない動きだった。
早速学生に指導してみたら、確かに「みんなのコツ」として共有できるものがあった。
まさに「技術は発見するもの」。
うまいプレーヤーには必ずそのプレーヤーの技が隠れている。
それをもっともっと発見して指導していきたい。
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
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いつも楽しく拝見させていただいております。
返信削除とある中学で指導しております。
「みんなのコツ」がどうしても知りたいです。
お教えいただけますと幸いです。
よろしくお願いします。