今は「城塞」。
その(上巻)旗頭に以下の文がある。
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敗者にはかならず事情がある
勝つためのいくさであるのに、
勝つための戦さ立てをするについて、
勝つという目的とは無縁な「事情」で
膳立てをつくってゆく
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簡易解説は「司馬作品に学ぶ経営心得(2011年10月09日 )」へ
GREEN LINERSにも「チームの勝利」という目的とは無縁の様々な事情がある。
「事情」から出発するといつも選択肢が狭められてしまう。
チームを預かる者として、様々な事情をどう扱っていくか?すっきりさわやか明快にいきたい。
事情は敗者の言い訳になってしまうことが多い。
返信削除理想的な状況が整って初めて戦いに行くのではなく、
未完成で混沌な状況でも、果敢に立ち向かう無謀にも思える割り切りと決断がリーダーには求められる。
その際の基準は、自分の心がスッキリする方を選ぶということだ。
事情はひとまず置き去りにしておこう。