「いい動き」と「悪い動き」
「うまい動き」と「下手な動き」
それぞれ大きく違う場合もあれば、ちょっとだけ違う場合もある
自分自身の動きであっても
「やってるつもりの動き」と「本当の自分の動き」
「やりたい動き」と「できてる動き」
両者がなかなかぴったりと一致しないからスポーツは難しい
時には涙が出てきたりもする
じゃあ、どうやったらそのギャップが埋まるのか?
手品も魔法もないからスポーツは難しい
自分の本当の動きに気がつき、目標とする動きになるように
「動いている時の内的な感じ(力の入れ具合やリズムなど)」と「その結果生まれる外から見た形」
これをすりあわせていくしか方法はない
「やってるつもり」なのに「そうなっていない」場合
自分の内的な感覚を相当変えないと「なりたい動き」になれないことが多い
なりたい動きになった時の感覚が「動きのコツ」なんだと思う
すぐに変わる人もいれば、時間がかかる人もいる
おまけに「コツは人によってみんな少しずつ違う」
「私のコツ」を押し付けても「あなたのコツ」になるとは限らない
算数のような正解がないからスポーツは難しい
チーム練習が終わった後でも、体育館いっぱいに広がって
2人組になったり、3〜4人が集まったり
映像にとって確認したり、人の後で動いてみたり
人の動きを評価していろいろコメントしてみたり
動きの改善に取り組むチームを黙って見ていると
こんな習慣が1年間続いて文化になってくれたらいいなあと思う
ただし、まだまだチーム練習、全体練習でできなかったことを
個人練習で復習するというイメージ
これが、将来のゲームで自分が使う動きを個人で練習する
予習練習のイメージへと進化していって欲しいと願う
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること
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