2019/11/04

その先へ進むために



忘備録

大学へ向かっていつものように自転車を漕いでいたら
ふと閃いた
雲が消えていくような感じ

2013年にストレングスファインダーをやってみてわかった自分の5つの強みの中の4つは
・内省
・分析思考
・学習欲
・達成欲
だが
この4つの強みが前意識的に「その先」を探し出そうとしていたんだ

その前意識は
右肩上がりの「階段思考」を前提に成長を考える思考の癖を創り出し
結果的に「その先」が「水平方向右上」にあるイメージで固定化されていた

しかし
「水平方向右上」へ進もうとする「階段思考」は
段階的に進んでいく思考のようにみえて
実は通り過ぎた過去を捨て去る思考でもある
結果的に積み重なりが不足し
右上に進んでいるようで実は水平方向右へ単に移動しただけになる

それは
「隣の芝が青くみえる」のと同じこと

だからこそ
5つめの強み「原点思考」を最大限に活かし

「その先」とは「水平方向右上」への移動ではなく
出発点から「上方向」への移動であると再定義し
成長を「階段思考」から「スパイラル思考」で捉える訓練が重要になる

コーチは経験を積み
沢山の失敗と幾つかの成功を重ねていく中で
「次へ」「その先へ」と進もうとする
それは誰もが持つ当たり前の成長欲求

しかし
毎年毎年入れ替わる目の前のプレーヤーにはその積み重ねがない
あくまでも一からのスタートであり
毎年毎年同じことを何度も何度も根気強く丁寧に繰り返していくしかない

そんな繰り返しを
学習欲や達成欲という強みが阻害していた
成功体験が失敗体験の基となっていた

より明確に
より鮮明に
目標の「方向性」と「水準」を設定し

より効率的に
より具体的に
進めるように「プログラム」を改善していかなければならないが

「飛び越し」たり
「一段抜かし」したりすれば
必ずそのつけは回ってくる

「できている」
「すでにやった」
と思い込んでいることも
繰り返しがなければ必ず消えて無くなっていく

さらに
螺旋で単純に「上方向」へ上がるだけでなく
「上方向」へと登りながら螺旋の「直径が広がっていく」イメージを持ちたい

それは
「プログラム」の効率化と精緻化による広がりであり
・単位時間当たりにこなせる量
・細部へのこだわりの質
両面での広がり

それが「その先」の正体なんだろう

こんなことは当たり前のことなんだろうけれども
雲間から現れた陽の光をみながら
今まで言葉にならなかったことが
明確に言葉になった

今日からまた新たな「その先」へ進もう

目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...