2014/05/31

続けることと変えること

井戸掘りて、あと三寸で出る水を 掘らぬにやめる 人の儚さ
同じことを繰り返して、今までと違う結果を期待するのは狂気の沙汰
原典:Insanity: doing the same thing over and over again and expecting different results.”--Einstein

①は続けろと言っている
②は変えろと言っている
①と②は正反対のことを言ってるようで、実は物事の表裏なのかも知れないなぁ…

結果が出るまで継続する力と
結果が出ない原因を探して工夫する力の
両方が必要なんだろうな

両方甘いな

2014/05/26

思い込み

ガードからフォワードへのエントリーパスが上手く入らずに何度もスティールされるっていうあまりにも初心者過ぎる問題が解決できずに…スティールからレイアップ…
ミスしたガードをなじる…

「パスが弱いからかなぁ…」
「モーションが大きいからかなぁ…」
「視線が悪いからかなぁ…」

「なんでなんだろう」って改めてビデオ映像見直すと「??」
なんとバックコートからパスを何回も出してる
当然フォワードとの距離が長くなりすぎてる
どんなにいいタイミングでパス出しても女の子の投げるボールが届く頃にはディフェンスも到着して…当然の結果

「エントリーパスはフロントコートに入ってから投げるもんだ」ってあまりにも当たり前に思ってるから当然そうしてるもんだと思ってた
リバウンドからアウトレットを受けた後に速攻で先行するプレイヤーにパスを出すのと同じような感覚で平気でバックコートから投げてた…

まさかそんなところに問題があるなんて思ってもいないから
目の前で何度も何度も起こってる現実が見えていなかったんだろうか

あるべき姿をきちんと持ってて
目の前の現象のありのままを
ありのまま見ることが出来たら
もっともっと「簡単な問題」が転がってるんだろうな
きっと

2014/05/18

「想いの平等」と「機会の不平等」

準備期はチーム全員が同じトレーニング量をこなしながら「機会均等」の中で一人一人が伸びていく時期。
ところが試合期に入るとどうしてもスタートで試合に出るメンバー、控えで試合に出るメンバー、なかなか出場機会がまわってこないメンバー間で、色んな「機会不平等」が生まれる。高校までは常にチームの中心として試合に出場していたプレイヤーが、なかなか試合に出れないという「初めての経験」に悩む現実も多い。そんな中で「どうせ自分は…」とか「自分は3列目だから…」などの気持ちが生まれると、結果的にチーム内での戦い合いがなくなり、全体のレベルも下がっていく。
監督として「全員に出場機会を…」という「想いの平等」はあっても、現実には200分という「出場時間の分配は不平等」にならざるをえない。
大学スポーツで学ぶものは「成功」だけではない。「失敗」や「停滞」や「迷い」の中で、「今、ここ」を大切に、挑戦を続けて欲しいと願う。

2014/05/17

花を奇麗に咲かせる方法

花を奇麗に咲かせようと思うと
ついつい水を遣り過ぎてしまう
そうすると花の根は腐り
結果的に花は咲かずに枯れてしまう

「花を奇麗に咲かせる最も良い方法は死ぬ思いをさせること」
10年前に聴いた花屋のおやじの言葉の中にコーチングの本質があるのかもな

2014/05/16

ラーメンライスと幕の内弁当

ラーメンライスは美味しい(^o^)ノ
ラーメンとチャーハンのセットもありだな(*^^*)
でも毎日食べたら炭水化物ばっかりで栄養バランスが崩れる(>.<)y-~
幕の内弁当も美味しい(^o^)ノ
これなら毎日食べても栄養バランスは崩れないかな(*^^*)

バスケットボールの練習も
幕の内弁当みたいに必要な要素が量は少なくても毎日色々入っているのがいいな
たまにはラーメンライスみたいに一点集中強化があってもいいけど
そればっかりやってると結局逆に色んなことが抜け落ちてしまう

バスケットボールって要素がいっぱいありすぎて複雑怪奇
それを「経験と勘と科学的思考」でシンプルにしていき
最低限度の要素だけど色々応用が利くような形で取り出せるコーチが優れたコーチなんだろうな

緻密に緻密に考え抜いた先にあるシンプルさ
そんな境地に達することができたらいいな!

2014/05/15

寄り添う支援

「支援」を英語で表現すると「support」になる
「support」を辞書で調べると、「後押しする、下支えする」などが出てくる

ということは、支援される側と支援する側の位置関係は支援される側が「上」で支援する側が「下」になるなぁ…
ここでいう「上」とか「下」とかいう関係は、命令系統や指揮系統の上下や、偉いとか偉くないとかいう地位や役職上の上下のことを表しているわけではなく、「縁の下の力持ち」の意味での「下」

だから
「支援したい」はあっても「支援してやる」はないし
「支援してもらいたい」はあっても「支援させてやる」はない
「支援するためにで出かけて行く」はあっても「支援して欲しかったら来い」はない
そんな風に思う

「支援したい」と「支援してもらいたい」とが出会うと
本当に必要な「寄り添う」支援が生まれるんだろうな

コーチングも支援

2014/05/11

Is coaching science or art ?

コーチングはScience?
コーチングはArt ?
おそらく両方だな
分析的思考と統合的思考の両方持ってなきゃだめだな
形式知にならない暗黙知もいっぱいあるな

2014/05/09

Youtubeの映像から

ドリブリング
クリスポールに学ぶフットワークhttps://www.youtube.com/watch?v=HMNtDzB_JHk
Dribbling is Footwork  mikeleebasketball https://www.youtube.com/user/mikeleebasketball
     Episode 1 Push dribble https://www.youtube.com/watch?v=aBJhX9LLucU 5:27 
     Episode 2 Inside outhttps://www.youtube.com/watch?v=hMTDWGtFzUQ 4:46
     Episode 3 Reaction crossover  https://www.youtube.com/watch?v=2zdpGKD4RMA
     Episode 4 Set up crossover https://www.youtube.com/watch?v=XhUBrbUqTA4     
     Episode 5 Inside out crossover https://www.youtube.com/watch?v=G9aMQDxnEQ8
     Episode 6 Between the legs https://www.youtube.com/watch?v=Cp4egwG1szU
     Episode 7 Behind the back https://www.youtube.com/watch?v=p0QA0jcN9ck
     Episode 8 Dribble jab https://www.youtube.com/watch?v=482QKQpQek8
     Episode 9 Dribble jab https://www.youtube.com/watch?v=Cwph3yaohRY
Stephen Curry
  
クロスオーバー
Top 10 Crossovers of the 2013 Playoffs https://www.youtube.com/watch?v=_XrRQLk4nqc
Top 10 NBA Crossovers of 2013! https://www.youtube.com/watch?v=BQqpw8B21_M

スクープショット
Becky Hammon’s Scoop shot  https://www.youtube.com/watch?v=6iLznr5h56c
Crawford & Wallace’s crazy scoop shots https://www.youtube.com/watch?v=THDB5iVWc04
John Wall's spin and scoop shot https://www.youtube.com/watch?v=2fd8aTZmb7k
 Jamal Crawford's pump-fake scoop shot! https://www.youtube.com/watch?v=2osJZCvi3LY
フローター
Floater Tutorial | Runner Teardrop Shot Smaller Playershttps://www.youtube.com/watch?v=2mxDtmQiNjg
Who has the best floater in the NBA? https://www.youtube.com/watch?v=kqdOPAlI4iM
Holiday & Parker's Scoop Shot Exchange! https://www.youtube.com/watch?v=DYEibPrlcE8
How to Shoot a Floater via Raymond Felton https://www.youtube.com/watch?v=saeliBUtgm8

ドリブルアタック
Ganon Baker basketball: 23 NBA Moves to Destroy Your Defender
part 1: http://www.youtube.com/watch?v=ZOW5uUNemDQ
part 2: http://www.youtube.com/watch?v=2clNWnLnFPU

Iverson Killer Xhttp://www.youtube.com/watch?v=UFfririeuGM
 slow→quick crossover
  →behind (両足系)(Two seconds, or two dribbles)
Tony Parker combohttp://www.youtube.com/watch?v=Qy-hO_gbtn8
 behind(両足系)→crossover
  →crossover again(change the speed of your crossover dribble)
Chris Paul Inside outhttp://www.youtube.com/watch?v=4usEqrwTpaI
 inside out→ginovili
  →crossover or behind
Derrick Rose Killer Crossoverhttp://www.youtube.com/watch?v=hg24xE3uYng
 leg through→behind
  →crossover
Dirk Nowizki Step backhttp://www.youtube.com/watch?v=1OzaHkkk6FA
 crossover→leg through stepback→jumper
  →crossover or open
Deron Williams Spin series intro
 inside out→spin(外足で踏み込んで、打ち足をすっと当ててスピンへ)
     http://www.youtube.com/watch?v=zipYIERyFr8
 leg through crossover→spin
     http://www.youtube.com/watch?v=HbM0J4ru-Pk
 spin→pull back(retreat)→crossover
     rhttp://www.youtube.com/watch?v=swOk_r0HbCA
Grayson Boucher Stutter
 leg through(前通し)→leg through(後ろ通し)クイックで

2014/05/08

チームの文化

どんな種目であれコーチが変わると当然のごとくチームの文化も変わる
前任者と接点のないコーチがチームを引き継ぐと完全に文化が変わる
しかしプレイヤーには「変わった」って実感があっても
コーチは前任者の文化を知らないから「変えた」って実感はない

前任者との接点が長ければ長いほど「変える」ことが難しくなり
「変わる」ことが難しくなるのかもしれないな

それでも「過去」が未来の全てを決定するわけではないのだから
コツコツと試行錯誤を積み重ねていくしかないな

2014/05/06

過去のせいにしない

「過去は変えられない」
これは変えられない絶対真理

だから過去に原因を求める「キャリアがないから勝てない」
みたいなコーチの思考回路は「今の自分には責任がない」
と考えているのと一緒

「今は変えられる」
絶対に届く

2014/05/05

うちのチーム

GREEN LINERSに在籍する大学生は4年間、短大生は2年間で必ず卒業していく
それは学生バスケットボールである以上不可避なこと
その間、ご家族の方々も応援に駆けつけてくれる

そんな中
学生が卒業した後もGREEN LINERSの試合に足を運んでくれるご家族がある
当然子どもはその場にいない
にもかかわらず「うちのチーム」といって声援を送ってくれる
「頑張ってください」「元気をもらえます」

学生が入れ替わりながらもGREEN LINERSは続いていく
そんな大切なチームだからこそ
もっともっと強いチームにしなきゃいかん

偽物のコーチ

ゲームへの準備→ゲーム中の対応→ゲーム後の反省
いずれも全くだめ
納得いく水準に届いてない
勝てる状態になってなってない
だから勝てない
これじゃ偽物のコーチだ

2014/05/04

本物の平静

活動のないときに、平静を見出だすのは簡単です。
活動の中で平静を見出だすのは、困難です。
しかし活動の中の平静こそ、本物の平静なのです。
平静というのは、何らかの働きを止めてしまうことではありません。
本当の平静とは、活動の中で見出だすことができます。
「鈴木俊隆 禅マインド ビギナーズマインド」

こんな風にプレイすること、こんな風にコーチすること
たどり着きたいな

2014/05/03

闘争心と心の平静さ

バスケットボールのゲームには闘争心が必要だな
でも闘争心とかっかかっかするのとは違うし
また闘争心は喜怒哀楽の中の「怒」の感情とも別物だ

闘争心を持ちながらも心の平静さを保ってるのが理想だな

2014/05/01

振り返りの質

毎日毎日練習をする
プレイヤーであれば当然「今日の練習のポイントは……だった」って言葉にして振り返るはず

でも、ガードというポジションを担っていくプレイヤーには
「私は……する」っていう「私のポイント」の振り返りに加えて
「ボールサイド攻撃とヘルプサイド攻撃」
「アウトサイド攻撃とインサイド攻撃」
「主と副(あるいは優先順位)」
などといった攻撃を構成する概念的なポイントも言葉にして振り返り、竹のように節を作って進んで欲しいと願う

そういった一段上の階層の振り返りの積み重ねが、効果的な攻撃を演出できるポイントガードを創っていく

振り返りの質というか、振り返りの階層の違いというか、
ガードがガードらしくなるために必要な理解の仕方って何か?
是非考えて日々の練習を積み重ねて欲しいと願う

目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...