2014/11/28

選TAXI

全日本大学選手権大会
現地の体育館を借りての事前練習

かつて全日本を率いたコーチの方と接する機会を得た
GREEN LINERSの学生たちの練習後にコメントも頂いた
大きく成長して欲しいプレイヤーへのアドバイスと具体的な指導もして頂いた

目をつける視点
語る言葉
どれも腑に落ちる

ふと40年間時間が止まっているような錯覚に陥った
「なぜ、このことが40年間現場の指導に受け継がれてこなかったんだ?」
っていう疑問

確かに
新しい、古いはある

しかし
世界から直接指導を受けた世代が持っていた
知識・技術
それがきちんと伝承され・発展されて
その先に今があれば…

もっと違った今があったんだと思う
「選TAXI」を呼びたくなった

2014/11/18

世代の責任として

1980年代後半が学生時代である
NBAがBSで中継されるようになった
1992年のバルセロナオリンピックでは
ドリームチームが圧倒的な強さで世界一に輝いた

NBAだけでなくNCAAの情報が入ってきたり
英語の書籍や翻訳された書籍に加え
動画情報も手に入る時代の幕が開いていた

戦術・戦略の情報が豊かに手に入る時代にコーチを始めた世代だ
戦術・戦略で勝負することに楽しみを見出した世代だ

情報が思うように入ってこない時代にコーチを始め
心と体と技術を磨いた世代とは
明らかに違った価値観や指導観を持った世代である

その結果として獲得できたものがある半面で
戦術・戦略の土台となるファンダメンタルの指導が
おろそかになった世代であるとも言える

情報を探索する力
情報を取捨選択する力
に長けた世代だからこそ
その世代の力を結集し

今、新たに、世界の現実に目を向け、耳を傾け
技術そのものにも焦点を当て
指導の土台を再構築し
戦術・戦略を本当の意味で効果的に遂行できる
次世代のプレイヤーを育てること

それこそが情報世代のコーチの責任だと感じる

2014/11/03

代々木第二体育館という特別な場所

バスケットボールに関わる人々にとって
代々木第二体育館というのはやっぱり特別な場所

今年も全日本大学バスケットボール選手権大会が間近に迫ってきた
東京開催の年は男女同時開催になる
今日は抽選が行われた
GREEN LINERSがどんな組み合わせになったかは当然大事な問題

しかし
それ以上に
男子が代々木第二体育館中心
女子がその他会場中心
ベスト4に残って初めて代々木
ベスト8では代々木に辿りつけない
5位〜8位決定は遠く会場が離れる
そんな日程表に目を疑った
「収益性」の問題……
まだこんなことが続いてるんだって

大学女子バスケットボール
大学男子バスケットボールとは異なり
高校から直接社会人に進むプレイヤーが隼ジャパンの主力を担う

大学女子バスケットボールの試合会場に
お客さんが足を運んでくれるように
いいバスケしなきゃいかんな
大学バスケを巣立ったプレイヤーが隼ジャパンにもっともっと入るよう
いいプレイヤーを育てなきゃいかんな

http://www.japanbasketball.jp/wp/wp-content/uploads/intercollege2014_schedule_1103.pdf

2014/10/31

紙に書くと消えてなくなるもの

San Antonio Spurs
2013-2-14シーズンのNBA Champion Team

いろいろ興味深くてプレイオフあたりから何度も映像を眺めてる
昨シーズンの映像を眺めたり
プレシーズンゲーム眺めたり
ネットでプレイブックを見つけたり…

10月28日には2014-2015シーズンが開幕し
101対100でオープニングゲームを勝利した
今年もまたNBAが楽しくなりそうだなぁって思ったりしている

そんな中で紙媒体のプレイブックを見てふと感じたこと
それは
「紙にプレイヤーの動きを軌跡として描いたらこうなっちゃうんだ」ってこと

何が言いたいかというと
「結局大切なことは紙には書けないんだ」ってこと

確かに「意図」はわかる
しかし
そのプレイが成功するためには
一人一人のカットやパスやレシーブやドリブルやフィニッシュの多様性や精度の高さ
ディフェンダーの状態を正確に判断したり決断したり……
といったことが不可欠

そんなことは当たり前の事なんだけれども
どっか
「魔法のセットはないかなぁ」なんてことを考えてる自分がいたりするのも事実

今年も映像を眺めながら
一人一人の動きの工夫に意識を向けたり
チーム全体の動きの工夫に意識を向けたり
いろんなところに意識を向けてNBAを楽しもうと思う

2014/10/27

みなさん「私」にできることが見つかりました!

少し長文ですが
バスケットボール指導に関わるすべてのコーチの方々に
是非最後まで読んでいただきたいと思います

2104年10月27日現在、FIBA(国際バスケットボール連盟)がJBA(日本バスケットボール協会)へ要求を出している問題

国際大会への出場資格停止の可能性なども報じられている
話はトップリーグの統一問題に集中している

今日も会議のために五反田にあるJBAオフィスへ出向くと
ビルの出口には大勢の記者が集まって関係者が出てくるのを待ち伏せていた
良いことで記者が集まるのならまだいいけれども
今回の問題もあまり望ましい状態ではない

これに対しては現場指導に関わる多くの方々は何もすることができない
私にもできることは何一つない
唯一できることは「悪者探し」か「非現実的な提案」くらいか

しかし、本当は統一問題以外にも指摘されている課題があるってことを知った
「強化に関するプログラムを確立する」こと

これまた自分とは随分と遠い問題のような気もする
強化なんてトップの一握りの指導者の問題…
自分にできることはやっぱり何もないって思ってしまう

ところがその中にはどうやら
「ミニバスケットボールでゾーンやゾーンプレスを指導しない」
というのが含まれているらしい

調べてみたら
FIBAはミニバスケットボールのルールでゾーンディフェンスを禁止している
ざっとネットに当たったら
オーストラリアでもカナダでもイギリスでもルール化されていた 

U-14までについては、FIBAはルール化まではしてないものの
というガイドラインの中で
ゾーンディフェンスはU-15の段階から指導しようと書いている
フルコートプレスについてはU-15から指導を始めるが
あくまでMan to Manでとある

理由は簡単
チーム作りよりもプレイヤー作りを優先して個人のスキルをアップさせることが先だと考えるから

日本でもかつてミニのゾーンディフェンスを禁止した時期がある
しかし現場からの要望でゾーンが復活した経緯がある
マンツーマンだけだと「能力のある子どものいるチームに勝てないから」という理由で

その結果
バスケットボールに出会った小学生や中学生の子ども達が
バックコートでゾーンプレスでボールをかっさらって
単純なレイアップで試合を勝っていく
ハーフコートでもゾーンで守って拾って走って勝っていく
早熟で敏捷性の高い(その時点で)子どもちが大活躍する風景

この風景はやっぱり何か問題があるんです
みんな心のどこかでそう思ってはいても
勝ちたいから仕方がないって諦めている
その方が手っ取り早いって思ってる
あそこがやるならうちもやらなきゃ勝てないって思ってる

リーグ統一問題は「誰かの問題」であって
「私には何一つできることがない」としても
ミニやU-14(中学2年)の課題については多くの方々が「私の問題」であり
「私にしかできないこと」なのである

FIBAに問われているのは
日本でバスケットボールを指導するすべてのコーチ(大人)なのだ

2020年とその後を明るく迎えるためには
「私が問われているんだ」という当事者意識を持って
「私にできること」を一人一人が地道にやっていくことしかない

統一問題に対して発せられる
「今までなにやってたんだ!」「できない理由を探すな!」
その言葉を
自分自身に問いかけるべきなのかもしれない


最後まで読まれた方へ感謝申し上げます
そして「自分で行動を開始」していただけたら幸いです
帰りの新幹線にて

成功しないと終わらない練習

例えばシュート練習

決められた回数をこなすだけの練習をしていても勝負強さは身につかないなぁ
連続インにするとか、制限時間内での成功本数を決めるとか……
「やれば終わる練習」や「時間がくれば終わる練習」ではなく
「成功しなければ終わらない練習」
あるいは
「成功しなければペナルティーがある練習」
にして圧力をかける

結果だけを問うのは問題があるし
ハードルが高すぎるのも問題がある
それでも技術練習ならば
経過を大切にしながらも結果にこだわるこの方向でいいんだと思う

ところが戦術練習
特に「攻撃」練習

当然回数を決めて練習するだけではほぼ意味がないし
ターンオーバーやシュートミスが起こっても
規定の時間や回数がくれば終わりという設定では
試合中に勝負の圧力がかかったときに当然ボロが出る

じゃあ
「攻撃側の成功」を終わりの条件にするとどうなるか?
当然
「練習を終わるために防御側が無意識に手加減する練習」
になるんだよなぁ

最初は厳しく守っている防御も
次第に厳しく守っているふりをしながらも攻撃の成功を期待するようになる
練習が早く終わって欲しいから

これは「防御」練習でも同じことだな

よしできた! 今日の練習は成果があった!
ってコーチが思っても
実は反対側がうまくいくように手加減してるってことが本当はいっぱいあるんだろうな

2014/10/13

心の平静さを探して

大学スポーツは1年かけてチームづくりが進む
その中で色んなことを準備する

相手もあることだし
メンバー構成も変わっていくなかで
上手くいくこともあれば
上手くいかないこともある

しかしどんな年であっても必ず最後の試合が訪れるということだけは確かなこと
早いか遅いかの違いがあるだけ
卒業がある学生スポーツに「このメンバーでもう一度挑戦したい」はあり得ない
必ず終わりが訪れる
突然あっけなく訪れることもあれば
本当に狙っていった先に訪れることもある

4年生にとっとは
1年間のチームづくりの結果としての最終試合というだけではなく
4年間の大学生活をかけて打ち込んだ競技スポーツの最終試合という意味合いが加わる
卒業と同時に競技スポーツから引退する学生にとっては
小学校からずっと続けてきた競技スポーツの最終試合という大きな意味も加わる

それは
本人にとっての終わりであるだけでなく
小さい頃からずっと応援に駆けつけ見守ってくれた親御さんにとっての終わりでもある

そんな最終試合をどんなかたちで迎えるか

勝ち負けは必ずつく
納得のいく勝ちもあれば
納得のいく負けもある

なり得る最高の自分になる為の努力を自分はやりきったと思えることからくる心の平静さ
John Woodenは成功の定義をこう語る
勝利と成功は「≠」である

どう終われたかは
自分以外の誰かが評価するものではない
自分自身の心が決めるもの

終わった後にどんな心の状態が訪れるかはわからない
それでも終わった時の心の状態はその後の人生に少なからず大きな影響を与える
学生 同士の関係性にも
コーチングスタッフとの関係性にも

自分の4年間が自分にとってかけた時間に見合うものであったかどうか
その問いに答えを出すのは自分自身

2014/09/28

全ては日々の練習の中に

「自分たちのやりたいプレイ」がある
「相手は当然それをやらせないように守る」

そうなると
「やりたいプレイを相手の対応以上の量と質でやりきる」か
「やりたいプレイに対応した相手の弱みを探してつくしかない」な

そしたら
「相手はそれにも対応して守りを固めてくる……」ってなっていく

40分のゲームの中で幾度となくそういった表裏の戦いが繰り広げられていく
それがバスケットボール

成果が出てないのに同じことを繰り返して玉砕することを
「旧日本陸軍方式」と例えた記事があった

結局は日々の練習の中にそういった表裏の戦いがあるかどうかにかかってくる
練習場面では「やりたいことをやりきる」ことを頑張って
試合の場面だけ「絵に描いた餅」のように「その裏」「その次」の対応をしようったってできるわけがないな

やっぱり
全ては日々の練習の中にあるんだな

試合に出るメンバーも大事だけど
日々の練習の中でそのメンバーをやっつけるサブメンバーがいないと
結局は「試合で初めてその状況に遭遇する」ことになるな

2014/09/27

姿

姿って大事だな
だって「姿勢」は「すがた」の「いきおい」だから

話す姿勢
聞く姿勢
見る姿勢
待つ姿勢
攻める姿勢
守る姿勢
走る姿勢
跳ぶ姿勢

「調身」「調息」「調心」も入り口は姿勢を整えることからだもんな

姿勢が整って来たらようやく出発点に立てたってことだな

2014/09/23

「期待」と「公平」

ヘッドコーチは「期待」を込めてプレイヤーを見ている
でも「公平」な眼でプレイヤーを評価しないといかん

でも
それって本当に難しいな

2014/09/19

植え付ける

そうか
闘争心って
「教える」もんでも
「引き出す」もんでもなく
「植え付ける」もんだったんですね
星野監督!

2014/09/18

言いたくないこと 言われたくないこと

コーチングをしていると
「言いたくないこと」でも「言わなければならないこと」であればオブラートに包まずに直球ストレートど真ん中で伝えることがある

そういうことってプレイヤーの側からしてみたら「言われたくないこと」だろうし「もう少し言い方を考えて欲しいこと」なんだろうな

直球ど真ん中ストレートで投げ込んだ言葉を
本気になって受け止めて
本気にって取り組んで
本気になって変わっていくプレイヤーもいる

直球ど真ん中ストレートで投げ込んだ言葉を
さらっと受け流したり
受け止めずに逃げたりして
変わっていかないプレイヤーもいる

コーチには優れた「コミュニケーションスキル」が求められる
「言ったか」「言わなかったか」ではなく「伝わったか」「伝わらなかったか」が問題なんだろうし、最終的にはプレイヤーが「変わったか」「変わらなかったか」がコーチングの成果になるんだから

「人を見て法を説け」という先人の教えから考えてみたら
コーチの側が「何を言うか」ではなく「どう言うか」「いつ言うか」を工夫しなきゃいけないんだろうなぁ………

2014/09/09

プライド

自分たちのチームは●●では絶対に負けない
自分たちのチームは◎◎で絶対に勝つんだ
そう言い切れるものがあること
それがプライドの源

それは「絶対的」なものであって「相対的」なものではない
あくまでも「絶対に」と言い切れるものだ

「100%」は自信へと繋がっていく

2014/09/06

3年連続3回目

リーグの初戦黒星
これで3年連続3回目になる
本当に毎年毎年苦しいリーグ戦の立ち上がり

勝っても負けても続いて行くのがリーグ戦
勝ちも経験
負けも経験

1戦1戦強くなって行くしかない
それがリーグ戦
粘るのがリーグ戦

2014/08/29

身体がパニック起こすんです

今日は、インナーマッスルを特に意識してトレーニングし、動きにこだわっているチームのプレイヤーから面白い話しを聞いた

「インナーを使うトレーニングの動きと、ヘビーウェイトを使うトレーニングの動きとは微妙に違うんです」
「インナーを使う動きじゃ、ヘビーウェイトは挙げられないんです」
「だからヘビーウェイトの時は頑張れるように動きを変えなきゃいけないんです」
「今はインナーを使う動き、今はヘビーウェイトを使う頑張る動き、って区別してやってたら身体がパニック起こしたんです」
「動きづらくなったり、へばりやすくなったり…」
「だから今はヘビーウェイトは控えてます」
という主旨

「大きくすること」と「上手く使うこと」
両立は難しいということなのかなぁ…

そもそも論として、「大きくすることの意味」を考えなきゃいかんなぁ
「必要以上」には要らんということになるのかなぁ…

2014/08/22

眺めてる

8月に入って3週間
ずっと練習を眺めてる

『夏に本当の課題を克服しておく』
が今シーズン最大のテーマ
それは昨シーズンの振り返りで観えてきてたこと

明日から4日連続で試合が続く
「課題が何なのか」
「克服できているのか」
確認しなきゃいかんな

2014/08/09

似て非なるもの

「個としての成果がよく出るプレイヤー」
「個としての成果が出にくいプレイヤー」
「個としての成果が出ないプレイヤー」
その差を産み出す元はなんだろうなぁ…

その違いを見つけ出し、「個の成果」を「チームの成果」に結びつけるのがコーチの「マネジメント」部分の最大の仕事なんだよな

違いを産み出す元には
「一度指摘されたことを、1週間でも2週間でも常に意識をしながらやる」とか
「他人が指導されたことを、自分のことにもあてはめて常に意識しながらやる」とか
「自分の動きがどうなってるかを正確に意識しながらやる」といった本人の取り組み方の問題が当然あるんだろうと思う

それでもコーチの側が
「既にできること」の上に「何かを足すこと」や
「既に持っているもの」を「引き出すこと」じゃなくて
「できないこと」を「できるようにすること」を延々とやってるからなのかもしれない
それは、出発点が「強み」から出てるか「弱み」から出てるかの違いだから、似て非なるものだよなぁ…

あるいは
本当は成果の出ないプレイヤーも「コーチの言うことを真面目に聞いて」
「一生懸命やってる」だけなのかもしれない
だとしたら、コーチの言ってることの方が間違ってることになるんだよなぁ…

コーチのアプローチが上の違いを生み出してる元なのかもしれないなぁ……って
今日ベンチに座ってゲームを運営しながらつくづく思った

考えてても仕方ないので
映像をしっかりと見て確認し
方針を再検討しよう

2014/07/24

時間

「運動には2つの構造がある!」って30年前に大学のスポーツ運動学で教わった.
1)局面構造(時間・空間構造)
2)運動リズム(時間・力動構造)

その時から、
「そうか、両方ともに時間が含まれてんだ.じゃあ、時間って大事なんだ」って単純に思うようになった.だから、初心者指導でも「リードパス」って言葉は使わずに「未来へパス」って言葉を使う.その方が、ダイレクトに時間を意識できるから.「タイミング」っていう言葉もあるけど、自分の中では「時間」の方がしっくりくる.両者が示す内容は少し違うなぁって思う.

バスケットボールをプレイする時も、指導する時も、自分の中では今も「時間」が凄く大事.コート外から眺めてる時でも、コート内のプレイヤーと同じように動いている感覚で観てさえいれば、「あっ 自分の動く時間と違う」って簡単に気づくことができる.

1)基準となる時間はいつか?
2)その時にどんな状態になっていたらいいのか?

この2つが指導できたらいいなぁって思う.

2014/07/13

10,000時間のどこかで

大学生になってサイドハンドスナップパス、バックドアのバウンズパス……ピック&ロールでのバウンズパス……いろいろ取り出してみたらほとんど満足いくできで実施できないのが現実

バスケットボールに出会ってからおそらく10,000時間は経過しているんだと思う
その果てしない時間の中のどこか早い段階で、正確なバスケットボール技術や身体操作技術を身につけることができたプレイヤーは幸せなんだろうな

「ここでパス!」「今、あそこにパス!」ってことが分かるようになることと、実際にそのパスを通せるかどうかは別次元の問題だから、両方を磨いていくしかないんだけど

それにしても1合目から登り始めると頂上は遠いなぁ……
ハイウェイで5合目に集合してそこから頂上を目指すような登山がいいな

2014/07/12

Team Development とPlayer Development

バスケットボールのコーチはTeam DevelopmentとPlayer Developmentの両方をやんなきゃいかんが、この時期は、実習や選抜や国体や‥‥おまけに寮行事に補講……などなど、なかなか全員がきっちりと最初から最後まで揃う日がない

それでもスケジュール表とにらめっこしながらチームづくりが可能な日は、練習内容を工夫してチームの戦術をを固めていくような取り組みを加えてみる
狙いや優先順位や選択肢を決めていきながら……チームの成長を求めるTeam Development

全員が揃わないならチームづくりを諦めて、個の基本的な体力や技術を伸ばす取り組みに絞って取り組む
守りもフットワークから見直してみると、守れないプレイヤーにはそれなりの問題が見つかる
トレーニングにその問題克服メニューを足したりしながら動きに変化が生まれるようにしむけていく
そんなことを一つ一つクリアしながら……個の成長を求めるPlayer Development

「個」の育成と「チーム」の育成
そんなに分けて考えることないのかもしれないけれど、攻めも守りも貧弱な個をどんなに足したりかけたりしても結果はたかが知れている

2014/07/07

「有」であるほど受け入れることが難しい

人間はみんな違う
人によって、見えるもの、感じるもの、考えるもの
全ては「色即是空」「空即是色」で違うのが当たり前

だから目標像を共有すること
問題点を共有すること
課題を共有すること
は難しい

自らが「空」な人は受け入れることができる
自らが「有」な人は受け入れることが難しくなる

「空」は「無」とは異なる
「空」は、自然、初心者の心
「有」は先入観、価値観

2014/06/29

Beautiful Basketball


目指す攻撃像
(Beautiful Basketball)
・Ball movement, Player movement
・Set play, Great flow, Great spacing, High percentage shot
・Everybody touch the ball, Everybody is point guard
・Team basketball, Basic fundamental basketball , Smart and great basketball
・Unselfish play, Play hard, Organization

頂→登山道→装備品

2014/06/22

5本の指が一つの強い拳になるためには
5本の指をつなげている掌がいるな
掌がなけりゃただのバラバラな指だな

掌はヘッドコーチでありチームの方向性だな
掌がダメだからチームがバラバラになる

2014/06/20

具現化

頭の中にあるものを
具現化して表現できる人って凄いな

自分の頭の中を自分自身で表現することだけでも難しいのに
プレイヤーを介しチーム全体のパフォーマンスとして具現化できるコーチって本当に凄いな

チーム全体のパフォーマンス構造が理解できていて
構成要素をどんな順番でどんな段階で訓練していけば良いか分かっているということ

やっぱり凄いぞ

2014/06/14

コーチはみんな

勝ちに喜び
負けに苦しみ

寺で心を清めたり
海を眺めたり
座禅を組んだり

コーチはみんな七転八倒しながら
毎日プレイヤーと向き合ってるんだな
いや
自分と向き合ってるのかもな
答えを探して

2014/06/12

変身

教え子が
お遍路さんの途中で
お坊さんに書いて頂いた書を
譲り受けたもの


研究室に掛けてある

2014/06/10

「自ら動く時間」と「プレイを観る」時間

1年生から4年生までのチーム全体に
新しくいくつかのことを伝えたい
できるだけ最初にイメージや狙いを共有したい

そう思うと1カ所で全員が回る練習スタイルになることがある
当然1人の人間が「自ら動く」時間よりも「プレイを観る」時間の方が相対的に長くなる
主力もサブもみんな一緒にコートに入るから
合わない部分やレベル差が大きい部分など
問題も一杯出てくる
学生は手探り状態でプレイをするから
当然出力が落ちる場面も発生する

試合が近くなってくると
2カ所に分かれたり
メンバーを固定したりする練習方法が中心になってくる
当然出力の高さも要求される

今はできるだけチーム全体で主テーマを共有したい
そう思う
そのためにも一人一人が走ったり守ったりする時間を徹底して創る時はそれに徹してメリハリをつけなきゃな

2014/06/07

3rd man running

① pass and runはボールを放したがプレイヤーが走ってリターンパスを受けるプレイ
 記号で書くとA→B→A
② 3rd man running はAからBへパスされたのに対してCが走ってボールを受けるプレイ
 記号で書くとA→B→C
①は二人のコンビネーション、②は三人のコンビネーション

pass and runでプレイヤーが走ることによってA→B→Aのリターンパスができなくても、走ることでスペースを創り出し(create space)、そのスペースに3人目がcutしたり、penetrateを仕掛けたりしてスペースを活用する(exploit spece)効果的な攻撃が生まれる

3rd man running には
1)時間的により早く空間を攻撃することができる
2)ディフェンダーのポジション・ビジョンのミスを誘発しやすい
という利点がある

ボールを保持しているプレイヤーがどのくらい配慮しながらボールを動かせるか?
ボールを保持していないプレイヤーがどのくらい次のボールの動きを予測できるか?
ボールを受けたプレイヤーがどのくらい3人目の動きを予測できるか?

そんなことが向上していてけば
攻撃のテンポ感は上がり
攻撃がリズミカルになり
ディフェンダーを崩しやすくなる

ただ速いだけや
ただ強いだけではなく
最適なタイミングで
動きに強弱を付けて
ディフェンダーのポジション・ビジョンの弱点を突く

そんな攻撃を具現化したいな

2014/06/04

探しものが…

30歳を過ぎた2000年にシドニーオリンピックを現地で眺めてた
当時韓国の女子バスケットボールは世界をキリキリ舞いさせてベスト4に入った
とにかく上手かった
個人の技術に目を向けるようにもなった
韓国人コーチのバスケットボールに触れる機会もあった
自分自身チームで取り組んでもみた

しかしずっと頭の中はモヤモヤしてた
何かが足りない…というか見えない…わからない…

あれから10年以上が過ぎ47歳になった
世界は進化を続けている
あらゆる要素が研究され消化され具現化され続けている

そんな中「あっ!!」
探し求めていたものが現実のものとして眼前に展開されていた
「Unstoppable」
その言葉の背後にある考え尽くされた原則
訓練され尽くした技

モヤモヤは晴れた
ようやくスタートラインに立てた感じ
しかし問題や課題は山のように立ち現れてくる

さて、どうやってこの山を登るかな

2014/06/02

『気を配ること』と『気にすること』

そうか
『気を配ること』と『気にすること』は全く別のことだな
『気を配ること』は自分自身で操作できること
『気にすること』は自分自身で操作できないこと

 簡単なことだったんだな

2014/05/31

続けることと変えること

井戸掘りて、あと三寸で出る水を 掘らぬにやめる 人の儚さ
同じことを繰り返して、今までと違う結果を期待するのは狂気の沙汰
原典:Insanity: doing the same thing over and over again and expecting different results.”--Einstein

①は続けろと言っている
②は変えろと言っている
①と②は正反対のことを言ってるようで、実は物事の表裏なのかも知れないなぁ…

結果が出るまで継続する力と
結果が出ない原因を探して工夫する力の
両方が必要なんだろうな

両方甘いな

2014/05/26

思い込み

ガードからフォワードへのエントリーパスが上手く入らずに何度もスティールされるっていうあまりにも初心者過ぎる問題が解決できずに…スティールからレイアップ…
ミスしたガードをなじる…

「パスが弱いからかなぁ…」
「モーションが大きいからかなぁ…」
「視線が悪いからかなぁ…」

「なんでなんだろう」って改めてビデオ映像見直すと「??」
なんとバックコートからパスを何回も出してる
当然フォワードとの距離が長くなりすぎてる
どんなにいいタイミングでパス出しても女の子の投げるボールが届く頃にはディフェンスも到着して…当然の結果

「エントリーパスはフロントコートに入ってから投げるもんだ」ってあまりにも当たり前に思ってるから当然そうしてるもんだと思ってた
リバウンドからアウトレットを受けた後に速攻で先行するプレイヤーにパスを出すのと同じような感覚で平気でバックコートから投げてた…

まさかそんなところに問題があるなんて思ってもいないから
目の前で何度も何度も起こってる現実が見えていなかったんだろうか

あるべき姿をきちんと持ってて
目の前の現象のありのままを
ありのまま見ることが出来たら
もっともっと「簡単な問題」が転がってるんだろうな
きっと

2014/05/18

「想いの平等」と「機会の不平等」

準備期はチーム全員が同じトレーニング量をこなしながら「機会均等」の中で一人一人が伸びていく時期。
ところが試合期に入るとどうしてもスタートで試合に出るメンバー、控えで試合に出るメンバー、なかなか出場機会がまわってこないメンバー間で、色んな「機会不平等」が生まれる。高校までは常にチームの中心として試合に出場していたプレイヤーが、なかなか試合に出れないという「初めての経験」に悩む現実も多い。そんな中で「どうせ自分は…」とか「自分は3列目だから…」などの気持ちが生まれると、結果的にチーム内での戦い合いがなくなり、全体のレベルも下がっていく。
監督として「全員に出場機会を…」という「想いの平等」はあっても、現実には200分という「出場時間の分配は不平等」にならざるをえない。
大学スポーツで学ぶものは「成功」だけではない。「失敗」や「停滞」や「迷い」の中で、「今、ここ」を大切に、挑戦を続けて欲しいと願う。

2014/05/17

花を奇麗に咲かせる方法

花を奇麗に咲かせようと思うと
ついつい水を遣り過ぎてしまう
そうすると花の根は腐り
結果的に花は咲かずに枯れてしまう

「花を奇麗に咲かせる最も良い方法は死ぬ思いをさせること」
10年前に聴いた花屋のおやじの言葉の中にコーチングの本質があるのかもな

2014/05/16

ラーメンライスと幕の内弁当

ラーメンライスは美味しい(^o^)ノ
ラーメンとチャーハンのセットもありだな(*^^*)
でも毎日食べたら炭水化物ばっかりで栄養バランスが崩れる(>.<)y-~
幕の内弁当も美味しい(^o^)ノ
これなら毎日食べても栄養バランスは崩れないかな(*^^*)

バスケットボールの練習も
幕の内弁当みたいに必要な要素が量は少なくても毎日色々入っているのがいいな
たまにはラーメンライスみたいに一点集中強化があってもいいけど
そればっかりやってると結局逆に色んなことが抜け落ちてしまう

バスケットボールって要素がいっぱいありすぎて複雑怪奇
それを「経験と勘と科学的思考」でシンプルにしていき
最低限度の要素だけど色々応用が利くような形で取り出せるコーチが優れたコーチなんだろうな

緻密に緻密に考え抜いた先にあるシンプルさ
そんな境地に達することができたらいいな!

2014/05/15

寄り添う支援

「支援」を英語で表現すると「support」になる
「support」を辞書で調べると、「後押しする、下支えする」などが出てくる

ということは、支援される側と支援する側の位置関係は支援される側が「上」で支援する側が「下」になるなぁ…
ここでいう「上」とか「下」とかいう関係は、命令系統や指揮系統の上下や、偉いとか偉くないとかいう地位や役職上の上下のことを表しているわけではなく、「縁の下の力持ち」の意味での「下」

だから
「支援したい」はあっても「支援してやる」はないし
「支援してもらいたい」はあっても「支援させてやる」はない
「支援するためにで出かけて行く」はあっても「支援して欲しかったら来い」はない
そんな風に思う

「支援したい」と「支援してもらいたい」とが出会うと
本当に必要な「寄り添う」支援が生まれるんだろうな

コーチングも支援

2014/05/11

Is coaching science or art ?

コーチングはScience?
コーチングはArt ?
おそらく両方だな
分析的思考と統合的思考の両方持ってなきゃだめだな
形式知にならない暗黙知もいっぱいあるな

2014/05/09

Youtubeの映像から

ドリブリング
クリスポールに学ぶフットワークhttps://www.youtube.com/watch?v=HMNtDzB_JHk
Dribbling is Footwork  mikeleebasketball https://www.youtube.com/user/mikeleebasketball
     Episode 1 Push dribble https://www.youtube.com/watch?v=aBJhX9LLucU 5:27 
     Episode 2 Inside outhttps://www.youtube.com/watch?v=hMTDWGtFzUQ 4:46
     Episode 3 Reaction crossover  https://www.youtube.com/watch?v=2zdpGKD4RMA
     Episode 4 Set up crossover https://www.youtube.com/watch?v=XhUBrbUqTA4     
     Episode 5 Inside out crossover https://www.youtube.com/watch?v=G9aMQDxnEQ8
     Episode 6 Between the legs https://www.youtube.com/watch?v=Cp4egwG1szU
     Episode 7 Behind the back https://www.youtube.com/watch?v=p0QA0jcN9ck
     Episode 8 Dribble jab https://www.youtube.com/watch?v=482QKQpQek8
     Episode 9 Dribble jab https://www.youtube.com/watch?v=Cwph3yaohRY
Stephen Curry
  
クロスオーバー
Top 10 Crossovers of the 2013 Playoffs https://www.youtube.com/watch?v=_XrRQLk4nqc
Top 10 NBA Crossovers of 2013! https://www.youtube.com/watch?v=BQqpw8B21_M

スクープショット
Becky Hammon’s Scoop shot  https://www.youtube.com/watch?v=6iLznr5h56c
Crawford & Wallace’s crazy scoop shots https://www.youtube.com/watch?v=THDB5iVWc04
John Wall's spin and scoop shot https://www.youtube.com/watch?v=2fd8aTZmb7k
 Jamal Crawford's pump-fake scoop shot! https://www.youtube.com/watch?v=2osJZCvi3LY
フローター
Floater Tutorial | Runner Teardrop Shot Smaller Playershttps://www.youtube.com/watch?v=2mxDtmQiNjg
Who has the best floater in the NBA? https://www.youtube.com/watch?v=kqdOPAlI4iM
Holiday & Parker's Scoop Shot Exchange! https://www.youtube.com/watch?v=DYEibPrlcE8
How to Shoot a Floater via Raymond Felton https://www.youtube.com/watch?v=saeliBUtgm8

ドリブルアタック
Ganon Baker basketball: 23 NBA Moves to Destroy Your Defender
part 1: http://www.youtube.com/watch?v=ZOW5uUNemDQ
part 2: http://www.youtube.com/watch?v=2clNWnLnFPU

Iverson Killer Xhttp://www.youtube.com/watch?v=UFfririeuGM
 slow→quick crossover
  →behind (両足系)(Two seconds, or two dribbles)
Tony Parker combohttp://www.youtube.com/watch?v=Qy-hO_gbtn8
 behind(両足系)→crossover
  →crossover again(change the speed of your crossover dribble)
Chris Paul Inside outhttp://www.youtube.com/watch?v=4usEqrwTpaI
 inside out→ginovili
  →crossover or behind
Derrick Rose Killer Crossoverhttp://www.youtube.com/watch?v=hg24xE3uYng
 leg through→behind
  →crossover
Dirk Nowizki Step backhttp://www.youtube.com/watch?v=1OzaHkkk6FA
 crossover→leg through stepback→jumper
  →crossover or open
Deron Williams Spin series intro
 inside out→spin(外足で踏み込んで、打ち足をすっと当ててスピンへ)
     http://www.youtube.com/watch?v=zipYIERyFr8
 leg through crossover→spin
     http://www.youtube.com/watch?v=HbM0J4ru-Pk
 spin→pull back(retreat)→crossover
     rhttp://www.youtube.com/watch?v=swOk_r0HbCA
Grayson Boucher Stutter
 leg through(前通し)→leg through(後ろ通し)クイックで

2014/05/08

チームの文化

どんな種目であれコーチが変わると当然のごとくチームの文化も変わる
前任者と接点のないコーチがチームを引き継ぐと完全に文化が変わる
しかしプレイヤーには「変わった」って実感があっても
コーチは前任者の文化を知らないから「変えた」って実感はない

前任者との接点が長ければ長いほど「変える」ことが難しくなり
「変わる」ことが難しくなるのかもしれないな

それでも「過去」が未来の全てを決定するわけではないのだから
コツコツと試行錯誤を積み重ねていくしかないな

2014/05/06

過去のせいにしない

「過去は変えられない」
これは変えられない絶対真理

だから過去に原因を求める「キャリアがないから勝てない」
みたいなコーチの思考回路は「今の自分には責任がない」
と考えているのと一緒

「今は変えられる」
絶対に届く

2014/05/05

うちのチーム

GREEN LINERSに在籍する大学生は4年間、短大生は2年間で必ず卒業していく
それは学生バスケットボールである以上不可避なこと
その間、ご家族の方々も応援に駆けつけてくれる

そんな中
学生が卒業した後もGREEN LINERSの試合に足を運んでくれるご家族がある
当然子どもはその場にいない
にもかかわらず「うちのチーム」といって声援を送ってくれる
「頑張ってください」「元気をもらえます」

学生が入れ替わりながらもGREEN LINERSは続いていく
そんな大切なチームだからこそ
もっともっと強いチームにしなきゃいかん

偽物のコーチ

ゲームへの準備→ゲーム中の対応→ゲーム後の反省
いずれも全くだめ
納得いく水準に届いてない
勝てる状態になってなってない
だから勝てない
これじゃ偽物のコーチだ

2014/05/04

本物の平静

活動のないときに、平静を見出だすのは簡単です。
活動の中で平静を見出だすのは、困難です。
しかし活動の中の平静こそ、本物の平静なのです。
平静というのは、何らかの働きを止めてしまうことではありません。
本当の平静とは、活動の中で見出だすことができます。
「鈴木俊隆 禅マインド ビギナーズマインド」

こんな風にプレイすること、こんな風にコーチすること
たどり着きたいな

2014/05/03

闘争心と心の平静さ

バスケットボールのゲームには闘争心が必要だな
でも闘争心とかっかかっかするのとは違うし
また闘争心は喜怒哀楽の中の「怒」の感情とも別物だ

闘争心を持ちながらも心の平静さを保ってるのが理想だな

2014/05/01

振り返りの質

毎日毎日練習をする
プレイヤーであれば当然「今日の練習のポイントは……だった」って言葉にして振り返るはず

でも、ガードというポジションを担っていくプレイヤーには
「私は……する」っていう「私のポイント」の振り返りに加えて
「ボールサイド攻撃とヘルプサイド攻撃」
「アウトサイド攻撃とインサイド攻撃」
「主と副(あるいは優先順位)」
などといった攻撃を構成する概念的なポイントも言葉にして振り返り、竹のように節を作って進んで欲しいと願う

そういった一段上の階層の振り返りの積み重ねが、効果的な攻撃を演出できるポイントガードを創っていく

振り返りの質というか、振り返りの階層の違いというか、
ガードがガードらしくなるために必要な理解の仕方って何か?
是非考えて日々の練習を積み重ねて欲しいと願う

2014/04/28

自然に変わる

自分のセルフイメージが変われば
結果は自然に変わってくるらしい

結果を変えるのではなく
結果が変わるのだそうだ

自分のセルフイメージが悪ければ
どんなに必死に結果を変えようと思っても変わらないらしい

ということは
自分のセルフイメージを変えることは自分に操作できることだから
結局は自分が結果を変えることになってる

なるほどいいことを聞いたぞ!

2014/04/27

先輩たち

GREEN LINERSの公式戦には
懐かしい先輩たちが応援に駆けつけてくれる
普段はなかなか集まれない同期が集まる機会にもなる

今を戦いながら
先輩たちとの会話に懐かしい昔の戦いを想い出す

優しい言葉も
厳しい言葉も
先輩の一言はコーチの一言よりもよっぽどしっくりと頭や心に響くんだろうな

卒業して3年間は自分たちと一緒に戦った後輩たちがコートに立ってる
見守ってて欲しいな

2014/04/26

2014シーズンの開幕

明日からGREEN LINERSの2014シーズンが開幕する

今年の自分のキーワードは「楽しむ」
そのため、3月から4月にかけて自分自身の「いかり」と向き合うために「怒らないこと」「怒らないこと2」「嫌われる勇気」の3冊が机に並んだ(^o^)ノ

ハッキリしたことは
・「喜怒哀楽」全ての感情は自分自身が生み出している
・いかなる経験も,それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない
・「経験それ自体」ではなく「経験に与える意味」によって自らを決定する
・問題は「なにがあったか」ではなく「どう解釈したか」
ということ

だったら「楽」も自分自身で生み出せるはずだな!
どんなことが起こっても(^o^)ノ

2014/01/08

長身者リーグ

バスケットボールに興味関心のある皆様
この記事を目にする機会がありましたら
ご意見いただければ幸いです

バスケットボールの男子で高校生190cm以上(中学生なら180cm以上)の日本国籍のプレイヤーだけが参加できる国内大会って創れませんかねぇ…
9ブロックのリーグ戦制にするとか

長身の子どもたちがバスケットボールから離れていくんじゃなくて
長身の子どもたちがバスケットボールを始めてくれるような魅力的な仕掛け

決して小さなプレイヤーからバスケットボールをプレイする権利を奪う目的ではありません
長身ゆえに可能性がありながらも、育成に時間がかかる子どもたちの潜在力を開花させる方法や工夫がないか? ということなんです

理念ではなく「そうなる仕組み」をどう創るか? という議論です

継続的な練習環境をどうするか?
所属母体チームがある場合の共存をどうするか?

問題点は山ほどあります
問題点があるから議論しないのではなく
問題点があるなら解決するための議論をしましょう

あらためて
長身の子どもたちがバスケットボールから離れていくんじゃなくて
長身の子どもたちがバスケットボールを始めてくれるような魅力的な仕掛け

2014/01/07

コーディネーションについて思うこと

1)コーディネーションとしてのドリブルドリル
 →2ballで課題をどんどん難しくして練習する
 ※2:できばえよりも新しい課題に挑戦することが大切
 ※1:できるようになったらどんどん新しい技にチャレンジしていくことが大切

2)スキルとしてのドリブルドリル
 →1ballで試合で使う技術を繰り返して練習する
 ※1:できるようになっても繰り返していくことが大切
 ※2:できるようになったら技の組み合わせを変えたりすることが大切
 ※3:できるようになったら状況で使い分けたりすることが大切

完全に分けられるわけじゃないけれど…
ちょっと分けて考えたり練習したりすることが大切だなって
ここの歳になってあらためて思う

目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...