試合中には、うまくいかないケースがたくさん発生する
その時に
1)「準備したことが、正確にできていないからうまくいかないケース」と
2)「準備したことに、相手がadjustしているからうまくいかないケース」
をきちんと区別することが大切なんだと思う
1)のケースなら練習を思い出し、問題点を確認しながら正確にプレーすることを心がければ状況は必ず好転していくはず
しかし2)のケースにもかかわらず自分たちがやってきたことをただ一所懸命にトライするだけでは、「同じ事を何回繰り返しても同じ結果が大量生産されるだけ」という悪循環に陥ることになる
相手の「グー」に対して「パー」を出せば
相手だって次は「グー」から「チョキ」に変えてくる
だからこっちも「パー」から「グー」へ変えなければ
じゃんけんは永遠に負け続けるのと同じ原理
「アジャスト(adjust)」という言葉があるが
バスケットボールの試合では、互いにadjustしあいながら40分を戦い抜く
コートで戦っているプレーヤーに、1)と2)を冷静に判断し、ゲームを戦いながらadjustできるクレバーさが欲しい
関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
2010/10/31
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