2012/06/01

これは何のチャンス?


負けた試合の映像を見直すほど嫌なものはない。
「負けに不思議の負けなし」が眼前に現れるから。

それでも昨晩から何度も映像を見直している。
流れを通して、攻撃だけ抜き出して、防御だけ抜き出して・・・

「戦いの事前になぜこの問題が消せなかったのか?」
「戦いの最中になぜこの問題が消せなかったのか?」
というヘッドコーチとしての力量不足の現実が眼前に現れ、過ぎた時間の針を戻したくなる。

しかし、今シーズンの二つ目の結果が出ただけであり、今シーズンの結論が出たわけではない。
「この敗戦はスタート5人全て入れ替わった今シーズンのチームが、さらに進化するためのチャンスである」と思い直し、事後の反省として「次の結果が出る前に何を積むか?」を考え始める。

全関西が終わった後、上達度は高かったが到達度がまだ低かったセンタープレーヤーは、自らの学び方を学び、自分の課題と本気で向き合い、その成長速度を速め、一定水準の到達度に達してくれた。その進歩は本当に誇れるものであった。「この西日本で、自分の成長を試すんだ」っていう自覚と覚悟が現れていた。

西日本が終わった今、今度は残りのプレーヤーの上達度と到達度を改めて見直す必要がある。
一人一人の「こころ」の在り方を見直し、防御、攻撃両面の到達度を高める必要がある。

コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、プレーヤー、全ての自覚と覚悟と情熱が次の進歩の出発点。
夜はAコーチと全プレーの映像を見直す。

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