関西女子学生バスケットボール連盟1部リーグ所属MWU LAVYS Basketball Teamのヘッドコーチが
大学日本一という夢の実現に向けて日々登り続ける坂道の記録
バスケットボールのコーチングを心・技術・戦術・体力の側面から深く追求していきます
『Podcastで聴くコーチングのヒント 坂の上の夢の声』というタイトルのポッドキャスト で声の配信も行っています!
2012/06/01
これは何のチャンス?
負けた試合の映像を見直すほど嫌なものはない。
「負けに不思議の負けなし」が眼前に現れるから。
それでも昨晩から何度も映像を見直している。
流れを通して、攻撃だけ抜き出して、防御だけ抜き出して・・・
「戦いの事前になぜこの問題が消せなかったのか?」
「戦いの最中になぜこの問題が消せなかったのか?」
というヘッドコーチとしての力量不足の現実が眼前に現れ、過ぎた時間の針を戻したくなる。
しかし、今シーズンの二つ目の結果が出ただけであり、今シーズンの結論が出たわけではない。
「この敗戦はスタート5人全て入れ替わった今シーズンのチームが、さらに進化するためのチャンスである」と思い直し、事後の反省として「次の結果が出る前に何を積むか?」を考え始める。
全関西が終わった後、上達度は高かったが到達度がまだ低かったセンタープレーヤーは、自らの学び方を学び、自分の課題と本気で向き合い、その成長速度を速め、一定水準の到達度に達してくれた。その進歩は本当に誇れるものであった。「この西日本で、自分の成長を試すんだ」っていう自覚と覚悟が現れていた。
西日本が終わった今、今度は残りのプレーヤーの上達度と到達度を改めて見直す必要がある。
一人一人の「こころ」の在り方を見直し、防御、攻撃両面の到達度を高める必要がある。
コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、プレーヤー、全ての自覚と覚悟と情熱が次の進歩の出発点。
夜はAコーチと全プレーの映像を見直す。
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