2012/01/09

女子指導者のためのワンハンドシューティング指導法 その2

『女子指導者のためのワンハンドシューティング指導法』
 籠究塾のクリニックが無事終了しました。

皆さんボールを持ってコートに広がり、自分の動きをチェックしたり、相棒の動きをチェックしたり、
「動きのコツを言語化する」
「自分の動きに気づく」
「横から見たら円運動」
「正面から見たら二軸」
「子どもの動きと大人の動きは違う」
などをキーワードに、シュートのメカニクスづくりで2時間が過ぎました。

大阪体育大学の棒大監督も自らボールを持ってワンハンドシュートの練習(笑)
40年前の名シューター! ライン通りに真直ぐボールが飛んでいきます。
「シュートが入らんやつの気が知れん」「シュートは打ったら入るだろ」っていうだけのことはありました。さすがです。

20代の男性指導者は、自分のシュートの動きを見直し、シュートラインから外れてバラバラにボールが動いていたり、前後に大きくボールが動いていた動きが矯正され、最後には奇麗で滑らかな無理のないシュート動作になりました(笑)
コーチの動きを子ども達は見て覚えるので、コーチの動きって大事です。

20代の女性指導者の一人は、自分は左利きだと思ってシュートしてたらなんか変な感じなので指組をさせたら右手が上だったため、右手で打たせてみたら奇麗に転がりました。
女の子がボースハンドからワンハンドへ変えるとしたら、そのプレーヤーの利き側を正確に見抜かなければならないこと等もみんなで共有できました。

福島からお越し頂いた大先輩の女性指導者は、ボールを遠くに飛ばすためのコツである「弾く」「切る」などといった動きが案外難しく、外から見た形は奇麗なんだけれども力動感が上手く表現できなくて、今一歩ボールが飛ばない状態でした。子ども達に伝えるには「見せてあげる」ことが大切なので、是非自分でボールを弾く部分のコツを掴んで欲しいと思います。

GREEN LINESRの卒業生の女性指導者は、現役時代よりもものすごく上手くワンハンドシュートを打つようになっていてびっくり。「教えるようになって初めて、いろんなことを考えるようになり、現役時代は出来なかったのに今は昔よりも上手くなりました」とのこと。「自己研鑽」の賜物です。一つでも多く子ども達にその財産を伝えてあげましょう。

籠究塾の活動はこれからも続いていきます。
Facebookのページもありますので、また皆さん指導のコツを共有しましょう。

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