2011/08/06

向き合うこと

チームを強くするには個人個人の強みのかけ算を考えるの手っ取り早いし、
強みでなければ戦いには臨めない

しかし、個人に「穴のおおきな弱み」がある場合にはいささか問題が異なってくる

それは「変えられない要因」と割り切って
「その弱みを補う強みをもった個との組み合わせ」を考えることも戦いには必要になるんだと思うし、それができるのが有能な指揮官なのかもしれない

しかし私は
それでは根本的な問題は解決していないからチームの強さは劇的には変わらないし、
「補う」ことはできても「質的にもう一段高い水準に到達すること」は到底できないと思う

だから
その弱みとも向き合って
なんとかして穴を小さくする努力をして欲しいと願う

そのためには
逃げずに、誠実に、自分の動きを見つめ、他人の動きを見つめ、自ら求めて話を聞かなければならない

弱みを正直に認めて徹底的に修正することは誰にだって難しいし、苦しい取り組みになる
かっこわるい自分をさらけ出すことは誰だって嫌だと思う

でも、スポーツを通じてそんなことを学ぶことができたら
これから先の人生でいろんな壁にぶち当たったときにとる行動が少し変わっていくんじゃないかと思う
その経験が人間を一回り大きくしてくれるんじゃないかと思う

0 件のコメント:

コメントを投稿

目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...