2010/02/24

暴れるシュートは入らない

バスケットボールのシュート(特に長距離)は、ハンドボールやサッカーのシュートと違い「正確性」が特に要求される

だから
力いっぱい打ったり
思いっきり打ったり
全力で打ったり
力んで打ったり
しても絶対に入らない

たまには入っても連続しては入らない
ゲーム後半に疲れてきたら入らない

ただ止まっている状態からシュートするだけなら簡単
でも、バスケットボールのシュートが難しいのは
激しい「動」のあとに突然「静」が要求されるから

体重を落としてレディーの状態を作り
シュートスタンスを正確に置き
可能な限り体幹をリラックスしながらも固定し
下半身が床を押す方向とできるだけ同じ方向に
短時間・瞬間的な切れでボールを切る
リリース後はシュートスタンスと同じ場所に同じ姿勢で着地する

体が暴れるシュートは入らない
ボールを長く押すシュートは重くなる
床を押す方向とボールを投げる方向がぶれると力がボールに伝わらない

激しくディフェンスを頑張るチーム
激しくオフェンスで動くチーム
いずれも、いかに「力を入れる・動」の後に「力を抜く・静」を
創りだせるかが鍵になる

がんばってもバスケットボールのシュートは絶対に入らない
「フリースローのように3ポイントシュートが打てる」
「1000本でも連続して打てるくらいの力加減で打てる」
のが理想

がんばってシュートを打つのをやめよう
「シュートは力で打つのではなく、キレで打つ」

2 件のコメント:

  1. 面白いね。
    どのスポーツでも同じ。

    全力でやるのではないけど、
    その80%の力は日々進歩していたいな。

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  2. 横須賀のIです(先日の全国のコーチ研修会でもチラッとお会いしました)。

    私も学生時代以来、シュートは頑張って(力みが入って)打っていたものですが、

    最近、頑張らないでシュートを打つ方法が自分なりにわかりました。

    7mくらいからの距離でもいけます。

    またお会いした際にお伝えしたいと思っております。

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目に見える問題に対応することと目に見えない問題に対応すること

問題解決型思考では 目標を明確に設定し 現状を正確に評価したら 問題は眼前に立ち現れてくる と表現する なので問題は「目標値と現在値との差」と定義することができる ということは 問題には ①「あるべき状態を達成しようと取り組んだが悪い結果になってしまった問題」 ②「あるべき状態を...